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比与太「んっ。。。」
朝になって目が覚めた比与太
ベッドの横のチェストにある携帯をチラッと確認して、体を伸ばしました
比与太「ふぁ〜。。。っ」
まだ体は怠いものの、昨日よりは全然調子が良い
ゆっくりと起き上がると、なんだか漂う良い香りに気付き
ベッドを降りました
ガチャ。。。
部屋を出ると真っ暗なリビングが見え、そう言えばあなたが居る筈だと思い出した比与太は
足音をたてずに、あなたのいるソファへと近づいて行きます。
ソソッ。。。
「スゥ〜。。。スゥ〜。。。」
比与太「っ。。。」
ソファで眠っているあなた
比与太が初めて見る、あなたの無防備な寝顔でした。
比与太「っ・・・」
比与太はソファの前へと行くと、眠っているあなたの顔を覗き込むようにしゃがみ込み
愛しそうにあなたを見つめます。
比与太「A・・ちゃん」
「スゥ〜。。。スゥ〜。。。」
ずっと見つめ続ける比与太
「ん〜・・・スゥ〜。。。」
比与太「っ！・・・」
寝返りをうったあなたに少し驚きながら様子を見ていた比与太
また寝息をたて始めたあなたにほっとして
少し後ろ髪を引かれる思いで、良い香りのしてくるキッチンへと向かいます。
そこには二つのお鍋
静かに蓋を開けると、一つはお粥と
もう一つはスープ
どれも良い香りです。
比与太「作ってくれたの・・・？」
いつも比与太に冷たいあなたが
こんな事をするなんて思ってもみなかった比与太
感動でじんわりと涙が浮かびます
比与太「ｸﾞｽﾝｯ。。。」
キッチンから眠っているあなたを見ていた比与太
キッチンを出ると寝室へ戻り、毛布を持ってリビングに戻ってきました
それをあなたにかけると、またあなたの横になっているソファの前にしゃがみ込み
あなたの寝顔を見ています。
比与太「っふ(笑)可愛い」
あなたの顔にかかる髪にそっと手を伸ばした比与太
起こさないように、髪を後ろへと流します
比与太「・・・好きになれ。俺の事・・・大好きになれ」
小さな声で呪文のようにそう唱えた比与太
勿論、眠っているあなたにはその声は届いてません。
あなたが深い眠りなのを確認すると、ゆっくりと顔をあなたに近づけ
そして。。。
比与太「っ・・」
あなたの頬にそっとキスをした比与太
あなたを想う比与太の切なさは
その時、これまでにないほどでした。
続く。。。
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裕(プロフ) - alexisさん» ぴよた、人並みになってきましたね( ´艸｀) (2020年2月16日 2時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» この微妙な関係性……(￣∇￣) ぴよたょ、人はそう簡単に変われないけれど、一途なところを持ち合わせるヒロインに惚れさせることは〜〜〜〜？ (2020年2月13日 20時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» まだ『好き』が無い時点での『努力』ですけど(笑) (2020年2月12日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ちょっと独特ですけどね〜(笑) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ちょっと、誠実になろうとしてるところが認められた、かな？(￣∇￣) 頑張れぴよた！頑張れヒロイン← (2020年2月12日 12時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2020年2月8日 11時
