下剋上 ページ24
灰「なるほど…いいぜ、やってろうじゃねぇか。
…オイオイマジかよどうした(名前)?
何でお前泣いてんだよ?具合更に悪くなったのか?ア?…さつきに言われた?お前らが喧嘩なんて初めてなんじゃねーのか??」
大声で勝手にシナリオを作る祥吾。
私は泣く必要あるの??
まぁ、いいや取り敢えず泣いとこ。←
私と貴女…勝負をしましょ。
いつか来るその日の予行練習
みたいなものよ?
これは私からのチャレンジ。
下克上…ここで勝てば次の勝負で
私が勝てばやっとそこで意味を成す。
私の味わった屈辱を地べたに這いつくばって思い知りなさい。
黄「どうしたんスか?あれ…(名前)っち泣いてる??ショウゴ君の話じゃ、桃っちに何か言われたって聞こえたけど。」
私を忌み嫌う黄瀬。
私の存在を否定してきたコイツに心配されるなんて、嘘の世界でも屈辱だわ。
青「お前らがケンカとかいつ以来だよ。」
黒「お2人が寧ろケンカした事すらないのではと思っていました。」
流石にそこまで仲良しさんじゃ無いと思うけど?
だってさつきも隠れ悪女だよ?
緑「取り敢えず状況を説明するのだよ。」
はいはい…相変わらずメガネと語尾が
ムカつきますね。←
言われなくてもちゃんと言いますよ。
貴「私が…センパイにお礼を言いに行くって言ったら、「そんな事しなくていい!!」って「あんな人ほっとけばいい。」って…。それで、私!!だって助けてくれた人なのに…。『いつもセンパイがドリンク作ってくれてるのに』お礼の一言も無いなんて。さつきの事、尊敬してたのに…そんな、そんな事言う人だなんて思わなくって…それで!!」
口からスラスラと嘘が並べられる。
簡単に出てくる偽りの言葉達。
…みんな私を疑わない。
違う、疑えない。
こんなに健気な私を疑うなんて
出来るはずが無いもの。
ねぇ…そうでしよみんな?
505人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪だるま - テニプリ出てます?! (2017年11月4日 22時) (レス) id: e556873c73 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 番外編終幕オメデト。本編の更新結構楽しみにしてるカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年7月21日 23時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 続編オメデト。番外編も良いケド、本編も更新してヨネ。 (2017年7月11日 0時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:唄詠 | 作成日時:2017年7月9日 22時