第88話 ページ23
相澤 side
事件が起きた。
今までに無い事件。
愛「ちょッ?....なんで........それは私がみんなの為に作ったのに。どうし、て?どうしてアナタが!!」
突然のことで、取り乱した私を冷ややかな、鋭い視線で嗤う鴫野 瞳。
最初から気に食わなかった。
美人だから人気が氷帝からも出ていた。
だからむしろアタシがコイツを貶めてやろうって思ってたのに。
練習が始まる前、そして始まってからもアタシの隣をキープしていたのはこの為なの!?
瞳『マナカって可愛いらしい名前ね?....いえ、名前だけじゃなくてあなた自身も可愛いわ。氷帝どころか他も貴女をほっとかないんじゃないかしら?』
少しでも、あたしの良さを分かる奴だって思ったことに後悔した。
今までこんな悪女面した女なんて山ほど居たし、全部蹴散らして来た。なのに、どうして今回は上手くいかない?
アタシが泣けば圭吾がいつも助けてくれた。
侑士が駆け寄ってくれた。
亮が手を差し伸べてくれるのに....。
どうして??
あぁ....今ココに氷帝が居ないから?
だから、アタシが悪者扱い?
でも、だったらイーブンでしょ?
アタシ達の関係は....。
貴「えっと...ゴメン、良く分かんなくなって来た。」
困ったように微笑む桃色の女。
そうだ....原因はコイツだ。
アタシが命令して作らせた差し入れを自分の手柄にしようとしたこの女。
派手な形して....やっぱりミーハーじゃない!!
なのになんでこの女を誰も疑わないのよ!!
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唄詠(プロフ) - 榎瑠亜さん» ご指摘ありがとうございます!キャラの名前を間違えるなんてお恥ずかしい…(´・ω・`)すぐ変えさせて頂きます! (2017年3月22日 13時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
榎瑠亜(プロフ) - コメント失礼します。跡部の名前の漢字が違う気がします。「圭吾」ではなく「景吾」だった気が・・・・。 (2017年3月22日 13時) (レス) id: 7f61088df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唄詠 | 作成日時:2017年2月13日 20時