第86話 ページ21
奏 side
咲「先程、桃井様にもお伝い致しました所ですが、どうか圭吾様を助けてください。」
(名前)と居たソイツは、今目の前で深々と頭を下げている。あたしは隣に居る女が状況に上手く反応している事にはっきりいって驚いている。
チラリと横を盗み見ればシギノは微笑んでいた。あたし以外にもこういう奴を見るのは初めてだ。
コイツも何か合った質か....?
とかなんとか思いながらミヤビを見る。
鴫「あら....気にしなくていいのに。元からそのつもりだったのよ?今更言わられるがまでも無いわ。」
知っていた…?
違う、理解していたんだ。
コイツは呼ばれたと言っていた。
幸村は知っていたが、コイツらには言わなかった。
何故だ?
....巻き込まれたく無いから。
奏「フゥ....ま、そいうことだからさ?気にすんなよ。その代わりと言っちゃなんだが手伝ってくれね?」
一つ溜め息を零し、次の行動をミヤビに伝える。
そして元からやる気の無かった(名前)の事を聞けば少し機嫌を悪くさせたとか。
少し....なら本当に良いんだが。
見に行くか....。
(過保護かよ。)
分かっていながらもシギノと別れ(名前)の元へ向かう。
少し振り返り見ればシギノがミヤビに何か言っていた。これからのことだろう....。あたしのもといい大変なこった。
ただ気になるのが、アイツが終始微笑みを欠かさなさったこと。
厄介だな....。
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唄詠(プロフ) - 榎瑠亜さん» ご指摘ありがとうございます!キャラの名前を間違えるなんてお恥ずかしい…(´・ω・`)すぐ変えさせて頂きます! (2017年3月22日 13時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
榎瑠亜(プロフ) - コメント失礼します。跡部の名前の漢字が違う気がします。「圭吾」ではなく「景吾」だった気が・・・・。 (2017年3月22日 13時) (レス) id: 7f61088df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唄詠 | 作成日時:2017年2月13日 20時