ヒーロー恋夢【ヒロアカ短編集】

爆豪勝己*やっと*水翠様ﾘｸ ページ26

※最初らへん夢主、出久くんに恋してます
〜〜〜


幼馴染みの恋は報われる




なんて、嘘だよ……


〜〜

貴女side



「……ごめんね」



10数年の恋心なんて、



一瞬の……


このたった四文字で捨てられてしまった



申し訳なさそうな顔をした出久が横を通りすぎていく




幼馴染みとか、そんなの関係ない



……私の恋は、報われなかった。


ただ、それだけのこと。



教室へ戻る気なんかおきなくて


そのまま座り込んだ




『……』



自分に被さる大きな影


「チッ」


なにもしていないのに舌打ちをしてくる彼は、何に苛立っているのか



鋭い目付きは私に向けられていた





「趣味悪ィな」

『……うるさいよ

これでも、10年捧げてきたのに』


目の前に腰を降ろした彼は


鋭い目付きのままで


一体何をしにきたのか、謎だ


『バカにしたいならすればいいでしょ……』

「しねぇ」

『なんで』






連続していた会話が止まる


静かな沈黙の後


「俺も、同じだからな」


小さな、言葉



『え……？』


流れ続けていた涙が止まる



「クソッ……


……好きだボケ」


振るならさっさと振れ。と付け加えられた言葉は


振られたばかりの私にはよく響いて


『は……？そんなの、ずるいよ……』


たった今幼馴染みに振られた私は、


もう一人の幼馴染みを振ることなんかできなかったのだ









「泣きたいなら泣けよ





いつかぜってぇ、


……ちゃんと俺を見させてやる」









*……やっと、こっち見たな*
*……それはどちらの意味ですか？*




(幼馴染みの恋は叶わない？

叶えさせるんだよ、クソが)


〜〜

更新めちゃくちゃ遅くてすみません！！これからも遅いです！！！ごめんなさい！！！


そして短くて、内容詰まってなくてごめんなさい！！！

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