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第43夜 夜の襲撃者 ページ49

〜アーデル村〜

人っ子一人いなく、閑散としていた。

近くの民家へ入ってみると、そこの住人は服を残して、消えてしまっていた。

あるのは、元は人間だったであろう、灰だけ。

父「昨日、牛乳の配達に来た時は、何ともなかったが…。一晩でこんな…」

ブ「やはりか…」

ラ「アクマに殺されたんさ」

トマ「では、一連の事件の犯人は…」

ラ「あぁ…被害が今までより大きいとこ見ると、レベルアップしたようだな」

オレはラビの言葉を聞きながら、アクマの気配を探ってみる。

貴「この近くにはいないか」

やはり、あの怪物(以下アクマ)か?

ラ「早いとこ退治しなけりゃ、この辺の村は全滅さ」

ク「そんな事、私がさせないである!」



再び村に戻り、オレとラビはあのアクマについて、情報収集をすることにした。

若い男女に聞いてみたところ、
アクマは、昼は一緒に畑仕事をし、夜は親方――兄妹の父親が貸している小屋にいると言う。

貴「怪しいのは、夜か」

ク「まだ、あいつを疑うのか!?あの涙を見である!」

クロウリーが指さす方にいるのは、親方に行方不明になった人達は、
殺されていたかも知れないという事を聞き、わんわんと泣くアクマだった。

ク「犯人は他のアクマである」

ラ「だといいけどな…」



幾らか情報収集したところで――と言っても、成果はないが、教会の方へ行ってみると
中では、村人達が会議を行っているようだった。

「そう言えば、あのステンドグラスには、魔を追い払う力があるという言い伝えが…」

「言い伝えを気にしてる場合じゃない!」

などと、そんな声が聞こえてくる。

ステンドグラス、ねぇ…。

オレは、ステンドグラスを睨みつけるように見据える。

その後、アクマが小屋に戻ると言うので、トマに見張ってもらうことにした。

オレ達は村周辺の警備だ。

オレとクロウリーは地上で、ラビとブックマンは、ラビのイノセンスを使って上空から見張る。
ちなみに、オレとクロウリーは別行動。

貴「村とここでは、空気違う…?」

オレがいるのは、村から少し離れた森の中だった。

と、

「キャァァァァァァ!!」

貴「!!?」

突然聞こえた悲鳴。

この近くの村の方からか。

行ってみるが、すでに村は全滅のようだった。

貴「ラビ、ブックマン!…クロウリーは?」

ラ「A!クロちゃんはアクマを追ったさ」

貴「そうか」

オレ達は、まだ息のある人を救助しながら、クロウリーを待った。

第44話 本性→←第42夜 村人に愛されたアクマ


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作品ジャンル:アニメ
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羅霧-rumu-(プロフ) - 了解☆ ダイブ理解したヾ|*´・ω・|q (2012年6月12日 16時) (レス) id: 24f3586909 (このIDを非表示/違反報告)
モグ子(プロフ) - 来たよー(^O^)/更新頑張ってねー(゚▽゚)/ (2012年6月8日 18時) (携帯から) (レス) id: 97745fc5f8 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 金環日食見たよ〜(≧∇≦) めっちゃキレイやった♪ ……ってか 本編書けやコノヤローwww (2012年5月21日 8時) (携帯から) (レス) id: 9d7c566b9b (このIDを非表示/違反報告)
アサギ(プロフ) - 続き待ってます! (2012年5月17日 23時) (携帯から) (レス) id: dea561871c (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - どうやろ…ww 1日で終わりそうww やっぱやめとこっかな〜( ̄∀ ̄) (2012年5月12日 22時) (携帯から) (レス) id: 9d7c566b9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:修羅★ | 作成日時:2012年5月9日 21時

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