第37夜 破壊者。救済者。 ページ41
神田の表記を神にします！
――――――――――――――――――――
貴「フゥ〜。危機一髪だな」
だが、ユウの腹に巻かれた包帯には、血が滲んでいた。
神「この根性無しが!!こんな土壇場でへばってんじゃねぇよ!!」
ア「…!」
神「こんなんじゃ、お前は一生モヤシだ!あの二人を守るとか、ほざいていたのはテメェだろ!
お前みたいに甘い奴は大嫌いだが、口にしたことを守らない奴はもっと嫌いだ!!」
一気に捲(まく)し立てるユウ。
ア「どっちにしろ、嫌いなんじゃないですか…。
別に、へばってなんかいませんよ。ちょっと休憩しただけです」
貴「ﾌｯ さて、話も纏まったところで…もういっちょ行くぞ!」
オレとユウは、ｱｸﾏの腕を斬り落とした。
ア「後一回だけ、もってくれ!!ｲﾉｾﾝｽ発動!」
貴「闇焔(ヤミホムラ)!」 神「界蟲「一幻」!」
貴･ア･神「消し飛べ――――っ!!!」
三人の渾身の一撃が、ｱｸﾏへ向かって放たれる。
爆発音と共に、ｱｸﾏは消滅した。
・
・
・
ﾗﾗ「人間様。ワタシは人形…。歌いますわ」
倒れているグゾルの元へ行くララ。
ララの中には、もうｲﾉｾﾝｽは無い。
グ「ララ…大好きだよ…」
ﾗﾗ「眠るのですか？それでは、子守歌を歌いましょう…」
綺麗な歌声が、ﾏﾃｰﾙの街に響き渡る。
・
ｱﾚﾝは階段に座り、膝に顔をうずめていた。
神「何寝てんだ。しっかり見張ってろ」
ア「あれ？傷は？どう見ても、全治5ヶ月は―」
神「俺は直るの早いんだ」
貴「さっき、教団と連絡が取れた。ｺﾑｲからの指令だ」
神「俺はこのまま次の任務に行く。Aとお前は本部にｲﾉｾﾝｽを届けろ」
ア「わかりました」
神「つらいなら、人形止めてこい」
貴「あれはもう、ララじゃない」
ア「二人の約束なんですよ。ララを止めるのは、グゾルさんじゃないと駄目なんです」
神「お前は甘いな。俺達ｴｸｿｼｽﾄは、破壊者だ。救済者じゃないんだぜ」
ア「わかってますよ。でも、僕は―!」
三人の間を、風が吹き抜けて行く。
グゾルが死んで三日目の夜、ララは止まった。
アレンはララ達の元へ行った。
――ありがとう。壊れるまで歌わせてくれて。
これで約束が守れたわ…。
ア「!」
倒れてきたララを受け止めたアレン。
ア「神田。それでも僕は、誰かを救える破壊者になりたいです」
アレンはそう決意した。
甘くてもいいじゃないか。
アレンならきっと――。
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羅霧-rumu-(プロフ) - 了解☆ ダイブ理解したヾ|*´･ω･|q (2012年6月12日 16時) (
レス) id: 24f3586909 (このIDを非表示/違反報告)
モグ子(プロフ) - 来たよー(^O^)/更新頑張ってねー(ﾟ▽ﾟ)/ (2012年6月8日 18時) (携帯から) (レス) id: 97745fc5f8 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 金環日食見たよ〜(≧∇≦)
めっちゃキレイやった♪
……ってか
本編書けやコノヤローwww (2012年5月21日 8時) (携帯から) (レス) id: 9d7c566b9b (このIDを非表示/違反報告)
アサギ(プロフ) - 続き待ってます！ (2012年5月17日 23時) (携帯から) (レス) id: dea561871c (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - どうやろ…ww １日で終わりそうww やっぱやめとこっかな〜(￣∀￣) (2012年5月12日 22時) (携帯から) (レス) id: 9d7c566b9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：修羅★ | 作成日時：2012年5月9日 21時
