いちばん星☆【1】〜the first star of evening〜 (Ki)

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マンションに着いて すぐ来たエレベーターに乗り込んで “3”を押す






ふぅ〜……





なんか今日は……朝から色んなことがあったなぁ〜……




ふと ケガした左足に目が行く





……今朝…会ったばっかりなんだよね……





うーん……




全然そんな感じしないな…… 笑





北山くんて……




人の心に スッと入ってくる




壁とか全くないんだよね……





〜〜〜♪




あっという間に3階に着いて
部屋の前でカギを探すと





……あ




新着メッセージ？





スマホをチェックしながらドアを開けて中に入った




画面をスワイプすると




……あ 北山くんからだ






北山＞おつかれ〜！
家着いた？
さっき話してたお店送るね！
この店のカレー食べたい(*≧艸≦)






顔文字……可愛いな 笑




添付されたアドレスをタップする





『……わぁ〜♪』




想像してたよりもずっとオシャレなお店の写真がズラ〜っと出てきた





『……テラス席！すごいっ！』





屋上でご飯食べたのって……
ビアガーデンに行ったときくらいしか記憶にない……




こんなオシャレなお店が会社の近くにあったなんて……





もう早くこの空間に行きたくて
すぐにメッセージを送った






A＞来週の歓迎会 ここどうかな？
会社から5分くらいみたいだよ！






お店のアドレスを添付して送ると
すぐに既読になった





まきこ＞見てみるー！




まきこ＞テラス席？めちゃめちゃ夜景キレイじゃん！





A＞だよねー♪
3時間の飲み放題のコースで5千円だって。よくない？



まきこ＞いいね！ここにしよー♪





A＞やったー！
テラス席人気っぽいから予約してみるね！




まきこ＞ありがとー！よろしく♪






まきこ＞あ！今週の飲み会のお店さ
目黒川沿いのあのイタリアンどうかな？





A＞うんうん！いいね！
まだ桜も残ってるし♪




まきこ＞OK！じゃあ電話しとく♪





A＞ありがとー♪







……よし！





まきことのメッセージのやり取りを終えると
すぐにインド料理屋さんへ電話をかけた



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