episode2 ページ4
Aside
・
ワイワイ ガヤガヤ
食堂は騒がしい…
冗談じゃない、静かに食べさせてくれ…
パンとスープを1口ずつ口に運びそんなことを思っているとふとこんな会話が耳に入ってきた。
エ「違うぞ…巨人なんてな、実際大したことねぇな。オレ達が立体機動装置を使いこなせるようになればあんなの敵じゃない！」
よく言うよ。
えっと、誰だっけ…
そうそうエレン・イェーガーかな？
貴「私はお前がそんなに強そうには見えないけどね。」
エ「ああ？」
だって兄さんがやられてしまったんだ。
兄さんが。
"戻ってきたらちゃんとAも連れてくからな"
そう言って笑顔で頭を撫でてもらった記憶が蘇る。
貴「…ッ、お前みたいなやつはすぐ死ぬ。」
エ「…ﾝでテメェにそんなこと分かんだよ！俺は調査兵団に入って、この世から巨人を駆逐してやるんだ！」
くだらない。
そんなことどうでもいい。
地下で暮らしてきた私にとって巨人の存在はさ程重要ではない。
だって一括りに巨人なんて言うけど、兄さんを殺したのは別の巨人なんだから、
ほかの巨人に怒りをぶつけたって意味がない。
その巨人はアイツが倒したし。
巨人に対しての恨みは意外とない。
憎いことに変わりはないけど。
ジ「オイオイ、正気か？今お前調査兵団に入るって言ったのか？」
エ「あぁそうだが。なんだよテメェまで文句つける気か？」
ジ「いやいや、オレは正直者なんでね…心底怯えながらも勇敢気取ってやがる奴より、よっぽどさわやかだと思うがな。」
正論。
貴「ねぇ、貴方、名前なんだっけ。」
ジ「俺か？ジャン・キルシュタインだ。」
貴「そう、ジャン。貴方の考えは凄く正論だと思う。貴方は誰よりも現実を見てるよ。」
ジ「だろ？アンタも憲兵団狙いか？」
貴「いいや？私は調査兵団。」
ジ「あぁ？」
カンカンカン！！
食事終了の鐘がなりカチャと食器を片付けて、私はその場をあとにした。
明日は適性検査。
大丈夫だと思うけど早めに寝とこう。
エ「なんだ？アイツ？人に文句つけて自分は調査兵団？」
ジ「知るか、訳わかんねぇ」
その後2人は和解し、
『とりあえずこれで手打ちにしよう』
『はいよ』
そして、間もなくそれは破局した。
『おい！俺の服で何拭ったんだお前！？』
『人との…信頼だ…。』
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★中２病★ - 面白いです！更新待ってます！ (2020年9月26日 6時) (
レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - 更新しないんですか！まってます！ (2020年4月11日 0時) (レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
琥覇(プロフ) - みたらし団子バカさん» うおおおおおおおおがんばりますうあああああああああああああ() (2018年12月29日 1時) (レス) id: c3ba0018ab (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 巫山戯てすいませんe))殴 面白いです！更新頑張ってください！ (2018年9月22日 13時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - がんばってくださいぃぃぃぃぃぃいいぃぃぃぃいいいううううぅぅぅぅぅぅウウァァァアアアアァァァ！(き●がいですよ？)なわけあるか！ (2018年9月22日 13時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥覇 | 作成日時：2017年6月2日 0時
