この世界は不公平だ【ヒプマイ】【飴村 乱数】

オオサカ 分かったれ本舗 ページ4

俺が頷けば廬笙さんは良かったと言い簓さんに向かった

廬笙「ホンマ昔から変わらへんな！気ぃ付けろ言うたやろ？」

それから廬笙さんは昔、簓はこうだったとか嗚呼だったとか
結構な量の話をし始めた

零「おい、これが資料だぜ」

ふと零さんに声を掛けられる
ほい、と手に置かれたのは分厚い資料
其処にはどうやって作戦を実行するか
誰をどう動かせばいいのか

詳しく書かれていてざっと数えただけで
厚みは辞書ぐらいはあるはずだ

っとそれより乱数と俺はどんな関係で行くんだろ………

俺はﾊﾟﾗﾊﾟﾗとページを捲る

「あ、ここだな」

【飴村 乱数とは双子で……】


ふむふむ、双子になるのか


【兄は乱数の方とする】


【Aは乱数を出来損ない等罵倒 否定し好感度を下げる事】


俺は思わず資料を二度見した


………俺は乱数を傷付けるのか、


いや分かってた。作戦を知らされてから分かってた

でもいざとなると……俺はｯ


俺は資料を少し雑に折り畳むと鞄に入れた


簓「そー言えば、近くにカフェあるんよ。お近づきの印やって来んか？」


盧笙「あ、代金なら俺が奢りますんで」


零「奢ってくれるのねぇ……なぁ来るか？」

零さんが俺を見る


どうせ分かってるだろうに


「ではお言葉に甘えて…」


と小さく呟けば


簓「なら行こうで！良いお店知っとるんやよ」


と言った

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