レッドライン2【不死川実弥】

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「ンじゃー俺らも行くかァ。」




「花火大会、今年は2人で見に行こうぜェ」




「告白、OKしやすいんだろォ?」




「返事、期待しとくわァ」






突然の爆弾投下発言。




告白…だ、よね？


実弥が、私に…？


実弥は私が好き、でいいんだよね？
いや、そうとしか考えられないんだけど？！



めちゃくちゃ期待してるんだけど！
いいよね？期待しても！

いつもの調子で冗談、私の勘違いなんてことないよね？！



あーでも、もしも、もしも！
冗談だとか、揶揄しただけとか、
妹だろうがァ、バーカとか言われたりしたら…




………ふざけんなぁ！




返事って、期待って、何のだよ！
はっきり言ってくれなきゃ分かんないよ!!!!





はっきり言ってくれたら、

好きって、

ちゃんと言ってくれたら、

すぐにでも、すぐにでも…









こんな中途半端な事されて平然となんて出来なくて、意識しすぎてしまって、目すら合わせられない。



私の気持ちは、恥ずかしながら多分、バレて、しまっている。



それを証拠に実弥の目が！顔が！



「お前、俺の事好きでたまんねぇーんだろォ？」


って言っている!!!!!気がする!!!!!!





バレバレな気持ちを隠して、しかも実弥の告白を待ってるみたいで、物凄く恥ずかしい…！









花火大会まであと3日。

この羞恥心にあと3日も耐えないといけないのか…


頭がおかしくなりそうだ…




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