B級1位所属のトリオン怪物少女 (ページ10)

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106話ページ10

『辻ちゃん、行こ。』

辻「は、はい」

担任の先生に任務があると言って、窓に手をかける。

担任「この光景にも、見慣れてしまったな…」

そして、窓から飛び降りる。

『先に外出とくよ。』

『トリガー起動』

トリオン体に換装し、着地する。

あとは辻ちゃんとひゃみちゃんと犬飼先輩待つだけだな。

氷見「ごめん、遅れた。」

『いや、私が窓から飛び降りただけだから』

氷見「あぁ、いつものやつね」

ひゃみちゃんや辻ちゃん、犬飼先輩など、うちの学校の人達はもう見慣れてしまっている。なんなら二宮隊に入る前から窓から飛び降りていた。

『お、きたきた。ひゃみちゃん一緒にボーダー行く？』

氷見「1人でも大丈夫。じゃ。」

『じゃね』

ひゃみちゃんがボーダーに向かっている背を見つめたあと、二宮さんとの合流場所に向かう。

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『お、』

氷見《モールモッド3体、バンダー4体、バムスター1体です。》

二宮《辻とありさはバムスターとモールモッドの対応に向かえ。俺と犬飼はバンダーの方に向かうぞ。こっちより早く終わったらこっちを手伝え。》

辻《辻、了解》

犬飼《犬飼りょーかい》

《白石了解》

『…モールモッドの方先向かう？それとも別れる？』

辻「俺は…サポートの方が慣れている…んで、モールモッドの方先向かいま、す…」

『了解。』

作成日 2022年1月17日