134話 ページ39
『いやぁ、気づいてたのにサポートできなくてすみませんでした。』
私がそう言うと、二宮さんは「お前、元々玉狛に勝たせるつもりだっただろう。」なんて言ってきた。
『いやいやぁ、何言ってるんですか?私が隊を裏切るようなことするわけないじゃないですか。』
まぁ、実際玉狛に勝たせる気はあった。千佳ちゃんの狙撃の件だって、私が千佳ちゃんを助けたと言ってもおかしくない。オマケにとりまるに玉狛勝たせたいから今度の玉狛の戦術教えて。なんて普通に聞きに行っていた。
まぁとりまるには三雲くんが誘導弾を使う。とだけしか教えてもらえなかったけど。
でも、二宮さんは私が玉狛を勝たせる気があった。と、ランク戦が始まる数時間前から気づいていたらしい。
そこを注意しなかったあたり、少し、二宮さんも玉狛を認めていたのかなぁ…。なんて思ってしまう。
二宮「今日はもう解散だ。それぞれ好きなことをしろ。」
『はーい』
『…那須隊の方行くか。』
⚠︎ここから漫画の内容に入ります
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『…上位、入った…の?』
私は那須隊が最後の最後、B級上位に入ったと聞き、那須隊の作戦室に全力で走り、向かう。
『日浦ちゃん!!』
日浦「ありささん…!!」
日浦ちゃんが泣いている。嬉しかったんだろうな。自分が那須隊としてランク戦ができる最後の日に、B級上位に入れたのが。
『みんな…良かったね。日浦ちゃんも。』
私がそう言うと日浦ちゃんが飛びついてきた。
みんな嬉しそうだ。私ももちろん嬉しい。後輩、同級生が最後の最後でB級上位に入れたんだから。
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作者名:音ゲー好きなオタク | 作成日時:2022年1月16日 2時