130話 ページ34
『辻ちゃん、行こ。』
辻「はい」
神田さんがいれば、弓場さんは犬飼先輩を追ってると思うけど、今は神田さんが居ない。この場合、帯島ちゃんは多分海くんを追っかけて、弓場さんに犬飼先輩を任せるつもりだな。
結構急ぎ目に行かないと、犬飼先輩多分やられる。短距離だったら確実に弓場さんの方が早い。
辻ちゃんは弓場さんに斬りかかり、私は犬飼先輩のいるところまで後退する。
辻/貴方『「お待たせしました」』
あ、ハモった。
そんな呑気なことを考えている暇はないぞ。そう自分に言い聞かせ、旋空弧月、そう心の中で呟き弓場さんに旋空弧月を放つ。
弓場「ーーッ!」
行けたかと思いきや、防がれた。残念無念。
『あ、やっべ、弓場さんの射程圏内入ってしまった…!』
ふざけながらハンドスプリングや、バク転などをして、弓場さんの攻撃を上手く避けていく。
犬飼「えぇ、なにそれ。凄いね〜。」
『あ、りがとうござま、…す…!』
やっべ、あっぶねぇ…危うくやられるとこだったよ、
睨み合っている(主に弓場さんと辻ちゃん)と、横から二宮さんの炸裂弾…かな?が弓場さん目掛けて飛んでいく。
そして、弓場さんが二宮さんに突っ込んで行く。
『爆撃、来ます。』
二宮「犬飼、辻、ありさ、ガードにまわれ」
『了解』
犬飼「残ってたら止めてね?」
『大丈夫です。私が全部受け止めますから。』
それは心強い。そういい、犬飼先輩は両攻撃の体勢に入る。
私も一応炸裂弾を用意し、撃ち落とす準備をする。
来た…!
作成日2022年1月23日
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作者名:音ゲー好きなオタク | 作成日時:2022年1月16日 2時