122話 ページ26
『二宮さん、聞いてください。すごいルーキーが入ってきました。』
隊室に戻り、二宮さんにさっきやっていたことに着いて話す。
二宮「どんなやつだ?」
『辻ちゃんが5-2で負けました。』
二宮「…本当か?」
辻「はい。生駒さんも5-4で負けていました。ちなみに反則負けです。」
二宮「…どこのどいつだ。」
犬飼「へぇ、かなりの猛者だね。」
『今日B級に上がったばかりの子です。』
二宮「はぁ?何を言っている。今日が入隊式だぞ?1日もかけずにB級に上がったというのか?」
辻「はい、そうです。更には太刀川さん相手に1本とっていました。」
二宮「太刀川にか?」
太刀川さんの名前が出た瞬間、二宮さんは辻ちゃんが負けると聞いて顰めた顔を更に顰めた。え、怖い怖い。
諏訪部〇一ボイスは怒ると確実に怖いって。
二宮「そいつは女じゃないのか?」
辻「違います。」
二宮「換装体が男性なだけで、本体は女性とか…」
『C級から上がったばっかですよ…?』
二宮「じゃ、じゃあ、見た目は男、中身は女ってことは…」
犬飼「いや、どれだけ辻ちゃんが負けたこと認めたくないんですか…!?」
辻ちゃんが負けたことを認めたくないのか、ひたすらにその人は女か?って聞いてくる。…流石だな。
『いきなりですけど、うちの隊ってどちゃくそ顔いいですよね。』
氷見「そう?」
『うん、ひゃみちゃんは、学校で人気の可愛い系で、二宮さんは年上俺様系イケメンで、犬飼先輩はいつでも余裕のある浮気しそうなイケメンで…』
犬飼「ちょちょちょ、俺が浮気…!?好きな人にはちゃんと一途だよ!?」
…
犬飼「疑うような目で見ないで!」
『辻ちゃんはもう正統派イケメン。可愛い。うん。』
黒髪イケメンは王道すぎる。いいね。好きです。
作成日 2022年1月20日
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作者名:音ゲー好きなオタク | 作成日時:2022年1月16日 2時