107話 ページ11
と言っても、この程度の量なら瞬殺できる。なんなら1秒で倒せるよ。
『1人2体倒すか。』
辻「はい」
辻「全部ありささんの方…に行きました…今行きま、す」
『わかった。』
多いと動きにくいんだよな…。
『変化炸裂弾』
鳥かごで、トリオン兵を粉々にする。でもこれ調整とかしないと色々と面倒臭い。だがそういう調整は面倒臭いからしない。結局なんでも面倒臭い。
『旋空弧月』
バムスターがこちらに来たため、旋空弧月を使い、一刀両断。
『辻ちゃん、残り頼んだ』
辻「了解で、す」
残ったモールモッド2体を辻ちゃんに任せる。
そして、辻ちゃんを援護する。援護する程でもないけど。
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《白石です。こちら、終わりました。》
二宮「こっちも丁度終わった。明後日、どっかの星が攻めてくるらしいぞ。気を引き締めろ。」
『はーい、』
それから数十分経ち、防衛任務が終わった。
『お疲れ様です。』
二宮「隊室に戻るぞ」
『了解です』
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その後、隊室に戻り、次のランク戦についてや、世間話をしていた。
二宮隊、楽しい…けど…鳩原さん…。私は鳩原さんの代わりであって、鳩原さんが戻ってきたら私は抜けなくてはいけない。きっとみんなもそう思ってる。
だから、鳩原さんが戻るまで、A級の座を取り戻して、居場所を作る。それが私の今の目標。
氷見「…大丈夫だよ、ありさ。誰もあなたを必要じゃないなんて思ってない。あなたは鳩原さんがいなくなった空白を埋めてくれてるんだから。
鳩原さんが戻ってきたら、私たちが何とか上層部にいいきかせておくよ。私はありさにも、鳩原さんにも抜けて欲しくないから。」
『ひゃみちゃん…!!』
涙で崩れ始めた顔をひゃみちゃんはそっと撫でる。
氷見「ほら、綺麗な顔が勿体ないよ。泣き止んで?」
ボーダー入ってよかった。改めて、そう思った。
作成日 2022年1月17日
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作者名:音ゲー好きなオタク | 作成日時:2022年1月16日 2時