浅尾きゅん☆ in tigers 2

第3ラウンド ページ3

　●浅尾


　「・・・く、拓！ そろそろ起きろよぉー」


　「おはよぉございます・・・」


　「具合は・・・良くなさそうだな(ーー;)」


　「はぃ・・・」


　「俺が寝る時はちょっと下がってたのに(´・ω・｀)」


　結局あの後も熱のせいで寝苦しく、熟睡することはほとんどできなかった。


　「まぁ薬切れてるだろうから仕方ないか・・・」


　「ケホ、ケホッ・・・コンコンッ」


　「とりあえず朝ごはん食べて薬飲まないとなぁ(^_^;) あ、一応熱測っとこ？」


　『〜♪』


　『39.0℃』


　「う・・・朝からこれはきついな＞＜」


　「大丈夫っすよ・・・試合までにはちゃんと下げますから・・・」


　「朝ごはん・・・食べれる？」


　「練習も試合もあるので・・・あんまり食欲はないですけど・・・食べます(^_^;)」


　「そうだな・・・食べないと薬も飲めないしなぁ(´Д` )」


　『〜♪〜〜♪』


　「はーい、トリさん？ おはようございます☆」


　「あ、拓は・・・熱高いです＞＜」

　

　「ちょうど食べに行こっかなって話していたんですよー！」


　「はーい、分かりました！ すぐ行きます(｀・ω・)」


　「トリさんも一緒に行くって(^_^) そろそろ行こっかo(^▽^)o」


　「はーぃ(^_^)」


　「ほい。」


　「？」


　「そんだけ熱あったらふらつくだろ？ 手、貸すよ☆」


　「あ、ありがとうございます(*´∀｀*)」


　

―――――


　量は少なかったが、頑張って食べて薬も飲んだ。


　熱・・・下がるかなぁ・・・


　せめて38℃ぐらいまで下がらないと、練習・試合は正直きつい。


　「出発までまだ1時間ちょっとあるから、ギリギリまで寝てて良いよ(´・ω・｀)」


　「はぃ、そうします・・・」


　薬・・・効くかな・・・


　いや、なんとしても下げないと＞

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