浅尾きゅん☆ in tigers 2

サポート ページ15

　
　「分かりました・・・」


　「さっき熱を測ったら40℃超えていました。 倒れるのも無理ないですね... 点滴に解熱剤も入れているので、時間が経てば少しずつ熱は下がると思います(^_^)」


　「40・・・(ﾟ□ﾟ;)」


　「熱による身体からの水分蒸発量はかなり多いので、今日の気候が重なれば、脱水症状を起こすのも無理ないです...」


　「そうですね...＞＜」


　「何かあったら呼んでくださいね〜 枕もとにナースコールのボタンあるので！」


　「はーい。」

　
　「ところで桧山さん、上本さんの方は・・・」


　「あ、さっき目を覚ましました(^_^) まだ少ししんどそうだったのでもう一度寝かせましたけど・・・」


　「分かりました、また様子見にきますね〜」


　「はいっ(^o^)ﾉ」


　浅尾さん、やっぱり無理してたんだ・・・(´・ω・｀)


　
　はやく目を覚まして元気になってほしいな。


　椅子に座ってベッドに手をかけ、苦しそうに浅い息をする浅尾さんを見ていると。


　「肺炎かぁ・・・心配だな(ーー;)」

　
　「わっ・・・桧山さんですか、びっくりしました(^_^;)」


　「そんなにびっくりしなくてもいいじゃん(笑)」


　「すみません・・・(笑)」


　「苦しそうだなぁ...」

　
　「はぃ...」

　
　こんな時ぐらい力になりたいのに・・・何もしてあげられない・・・


　「隼太、何もしてあげられなくて辛い？」


　「へ・・・(゜o゜)」


　「あれ、違った？」


　「いや・・・まさにそう考えていたんですよ・・・」

　
　「拓が目を覚ました時に、側に誰かいてくれるだけでどんなに心強いか・・・」


　「そういうものなんですかねぇ・・・」


　「だってさ、多分倒れたこともよく分かってないはずだからさ、目が覚めたらどこか分からないところで一人ってことになるんだぞ？」


　「それは・・・」


　「だろ？ そりゃ俺たちには熱を下げてあげる力はないけど、精神的な面ではサポートできるはず。 はやく目、覚ますと良いなぁ。」


　「はぃ(*´∀｀*)」

　

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