双子の秘密は知っている (ページ3)

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運命ページ3

彩視点

「あ、彩ちゃん！また会えたわね！」

『希空ちゃん！』

振り向くと希空ちゃんがいた。

『私、名前言ってなかったのに、なんでわかったの？』

「ふふ。内緒。この人たちは、お友達？」

『うん。私たちね・・・』

「俺は。」

上杉くんが急に喋った。

「俺は、認めないからな。」

えっ、ちょっ

「？」

え、、、もしかして希空ちゃんって、天然？

「？なにを認めないんでしょう？彩ちゃんと関わることを、ということですか？
随分失礼なことで。彩ちゃんと関わろうが、仲良くしようが、あなたたちには関係ないです。
あなたの名前は？」

天然なの？それとも怒ってるの？
まっっっったくわからない。

不貞腐れた上杉くんの代わりに、小塚くんが答えた。

「こっちは、上杉。
ちなみに僕は、小塚。」

「そうですか。私は霜月希空です。
認めないってなにをですか。なんでですか？」

「僕たちの順位、3位なんだ。」

「ああ。私と、弟、その次というわけですね。」

希空ちゃん・・・そうなんだけど、空気読んでほしいな・・・