帰り道 ページ9
翼視点
『なんでさ、秀明いたの?』
「ふふ、アイスのことは忘れとくね。」
『ねぇ、教えて。
あの時のことも。全部。』
幼馴染という関係だけれど、お互いあまり知らない。
ただ、希空達の親が亡くなり,引き取り手も
ただ、保育園の頃から、なんとなく隣にいて、なんとなく続いてる関係だから。
光空とも趣味が合って、仲良くしてるわけだし。
でも、知りたくなるのは、欲張りすぎなのかな?
「
翼はさ、人を殺したこと、ある?」
『
は?』
人を、殺したこと、、、?
『希空は、誰かを殺したの?』
ありえない。希空は人を殺すような、、、
殺せるような人じゃないだろ、、、
「僕もだよ。」
光空まで、、、
「ごめんね。翼は、人を殺すような人じゃないのに、、、笑」
『ねぇ、!本当に何があったのか言ってくれないの?』
そう言ったら、2人は、同じように、
悲しく笑った。
「秀明にいたのは、このままじゃ、勉強やばいかなって思ったから、テストを受けて、その結果を知るため。
一位だったし、満点だったし、これからはたぶん行かないと思う。」
『通いたいなら通えば、、、!』
「「無理。翼、ありがとう」」
「迷惑かけたくないの。」
「お金まで払ってもらうのは悪い。」
「入学は建前だから、お金がかからないの。」
「お金まで世話になるわけにはいかない。」
「「心配しなくていい。大丈夫。
だって私/僕たち、2人いれば最強なんだから。」」
聞いたことがある。
双子は,お互いの欠点を補い合ったら、完璧らしい。
一つ欠けたら全てがボロボロに崩れていくほど。
俺は、なんの役にも立てないのか。
この時は、希空達について、何も知らなくて、、、
それを恨むことになると知らないで。
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雪美 - 更新頑張って下さい!応援してます (2021年3月28日 15時) (レス) id: f32150bffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪の結晶(*≧∀≦*) | 作成日時:2021年3月28日 9時