【東京喰種】最強少女のこれからは (ページ9)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,527 hit

7. ページ9

それからしばらく平和な日々が続いた＿＿
あれからあの喰種は度々"お肉"を貰いに来た

あの日は、私の9歳の誕生日だった…

カンカンカンカン

貴方「お父さん、誰か来るよ？この匂い何？」

父「つっ…この匂いは…」

母「ひかり、奥の部屋に行きましょう。」

貴方「え？なんで？お父さんは？」

父「お父さん、強いから。大丈夫だよ。」

母「ほら、はやく！！」

私達の家には「奥の部屋」と呼ばれる隠れるためだけの部屋がある

そこに行く時は、必ず"白鳩"が来たとき

ピーンポーン

私とお母さんが隠れたと同時になるチャイム。

父「はーい」

ガチャッ

??「夜分遅くにすみません。私はCCGの篠原と申します。」

??「私も同じくCCGの有馬です。」

篠原「最近、ここら辺で喰種を見たって言う証言が多くてですね、何か情報をお持ちではないかと…」

父「すみません、うちは娘が病弱なもので、あまり外には出ないんです。なので、ご期待に添えるような情報はないです…」

篠原「そうですか…ありがとうございました。…失礼ながら1つ確認なのですが、人間、ですよね？」

父「えぇ、もちろん。」

篠原「では、夜分遅くに大変失礼致しました。ご協力感謝します。」

有馬「ありがとうございました。」

父「いえ。」

ガチャ

カンカンカン

父「ふー…もう出てきていいぞ。」

母「大丈夫だった？これからどうしましょうね…」

貴方「怖かったぁ」

父「お母さんと少し話があるから、ひかりは寝てなさい。」

貴方「はーい！おやすみ！」

父・母「「おやすみ！」」

父「これからは、芳村のところに少しお世話になるか？」

母「最悪の場合、あの子だけでも…」

父「そうだな…」

こうして、1回目は、無事逃げきれた。