朝日奈家と長女と恋愛事情。

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祈織 side


A姉さん…


ひまわりは姉さんみたいな花


明るくて太陽みたいな大事な姉さん



ひまわりの花言葉


「あなたを見つめている」


そして…



僕にとって姉さんは世界の全て




大切な女の子を目の前で亡くし、世界が終わった。


そんな僕を闇から救ってくれたのは姉さん



姉さんは僕の光



僕らの絆は誰にも邪魔をさせない。


ーーーーーー



要 side



エレベーターを降りると、これから乗り込もうとする祈織に出会した。


要 ｢花の手入れかな？お疲れ様｣


祈 ｢うん。｣


相変わらず僕とはあまり話してくれないみたいだ。



要 ｢今は何を育てているの？｣


祈 ｢ひまわり。A姉さんが好きだから｣


要 ｢そう。Aちゃんにぴったりだね｣


祈 ｢咲いたら姉さんにあげる約束をしたよ。｣


祈織は目を合わさずにエレベーターの中へと消えて行った。



要 ｢ひまわりか…。｣


エントランスに出るとAちゃんが中庭にいるのが見えた。



要 ｢Aちゃん。｣


A ｢かな兄、どこかお出掛け？｣


その笑顔に祈織も惹かれているんだね。

君はひまわりみたいな人だから。


要 ｢ちょっと買い物にね。いってくるよ｣



A ｢いってらっしゃい｣







ひまわりの花言葉は

あなたを見つめている



そして｢崇拝｣



祈織…Aちゃん…守らないと…。

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