朝日奈家と長女と恋愛事情。

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絵麻ちゃんとお風呂の約束は５階のロフトソファー。

座って待っているもなかなか来ない…。


見付かりたくないからリビングをこっそり覗くと、かな兄、つば兄、梓兄さんとめんどくさい面々がまだお酒を飲んでいる…


でも雰囲気が悪くない？


A ｢お酒飲んでるわりに静かだね？｣


あまりの雰囲気に自らリビングに行き声を掛けた。


要 ｢Aちゃん…｣


A ｢何かあったの？｣


椿 ｢俺が昴をからかいすぎちゃって、昴の言葉を絵麻が聞いちゃったらしく…｣

ーーーーーー


大人side


お酒も入りみなが饒舌になっていた。


椿 ｢絵麻が自分の為に髪型変えちゃったーとか思った訳〜？｣


昴 ｢俺は別に…｣


椿 ｢別になんだよーあの子の事が気になってしょうがねーくせに｣


昴 ｢はっきり言って迷惑なんだよ！
ずっと家族だけでやってきたのに…
風呂も気を使うし、ロードワークの後も裸でいられないし！
もう部屋に戻る…！｣


ーーーーー

A side


椿 ｢そしたらロフトに絵麻がいたらしく、俺たちの話を聞いて出ていっちゃったんだよね｣


溜め息とイライラが同時に出る。


A ｢なにのんびり酒なんか飲んでんだよ？！
絵麻ちゃんの気持ち考えろよな！｣



私は絵麻ちゃんの元に走っていた。


後ろから梓兄さん、つば兄も着いて来ている。


かな兄は…ほとぼりが覚めた頃に良いとこ取りするんだろうな。

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