朝日奈家と長女と恋愛事情。

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一度部屋に戻り、大学のレポートをまとめる。


絵麻ちゃん体調よくなるといいな


一緒に買い物とか行きたいな


気付くと絵麻ちゃんの事ばかり考えてた。


A ｢恋する乙女かっ…｣


…たまには５階の大きいお風呂にでも行くか…。

※Aちゃんは女の子が好きなわけではありません。



エレベーターを降り５階に行くと、リビングの照明は落とされていたものの小さな照明の下につば兄と梓兄さんがいた。

台本の読み合わせかな？
ジャマしたら悪いと思い、静かにお風呂場に向かった。


A ｢誰か先に入ってる…｣


仕方ないから脱衣場の中に設けられている休憩スペースで本を読んで待つことにした。


5分くらいして、お風呂場の扉が開いた。


A ｢私がいるから、全裸でこっちに来ないでね〜｣


昴 ｢Aか、待たせて悪かったな。すぐ行くよ｣



お風呂場にいたのはすば兄だったのか。

A ｢本読んでたからゆっくりでもいいよ｣


昴 ｢ああ。｣


またしばらくするとドアが開く音が。

次は私がお風呂に入るんだから！

覗くとお風呂の用意を持つ、絵麻ちゃんに体調を聞く半裸のすば兄。

絵麻ちゃん困ってお風呂場から逃げちゃった。


一瞬の出来事…ってぼーっとしていたけど、我に帰って絵麻ちゃんを追った。

A ｢すば兄まだ半裸かよ！｣


昴 ｢いや…ゆっくりでもいいと言われたから…｣


ロフトに行くと絵麻ちゃんが立ち尽くしていた。

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