【あんスタ】渉くんのお兄さん【日々樹渉】 (ページ37)

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第３０話ページ37

マネージャーにお願いして、ホテルをとってもらった。

今日はそこに泊まろう。
学院から出たその足で、ホテルに向かう。

・・・移動中・・・

ここか。
うわぁ・・・VIPルーム？？
やばいな。
いや、値段的にはなんの問題もないけど。

迷わずにここを予約したマネージャーやばいな。
と思いながら荷物を置く。

とりあえずベッドにダイブ。
うわぁ・・・流石VIPルーム。めっちゃすごい。そして広い。
ここに一人でとか寂しっ((

あーあ。終わっちゃったな―。これでもう、五人とはお別れか。自分から言い出したくせにね。寂しいなんて、悲しいなんて、思っちゃうんだよなぁ。

『まぁ、僕の感情一つで、『King』でいる資格はないけど一緒に居たい～なんてわがままで、あの場に立ち続けるなんてことはできない訳だけど』

一人だからか、割と大きな声が出てしまった。まあ、別に誰も居ないしいいだろう。
そう考えた瞬間、チャイムがなった。
？？？？？

マネージャーが来たのかな？
それともルームサービス？
どっちにしても、今は一人で居たいんだけどなぁ・・・まぁそんなことも言ってられないか。
僕はドアを開ける。

『・・・・・・！！！？』

そこに立っていたのは、『五奇人』。
さっき別れると決意した、大切な五人だった。