第16話 ページ19
『DDD』開催宣言。
僕はそれを軽音部の部室で聞いた。
零は棺桶から出てこない。
『やぁわんわん☆久しぶりだね!ほら、ボール投げてあげる‼ああもしかして、ご飯の気分なのか⁉』
しょうがないからわんわんで暇つぶししよう。
と、思っていると双子くん・・・葵兄弟は、携帯を取り出し何かを見始める。
僕もつられて携帯を出した。
・・・あ、『fine』がライブやってる。渉の晴れ姿。。。
まぁ普通に可愛い。
『・・・・・・』
英智・・・。
面白いこと、考えてくれるねぇ彼は。
表向きは・・・否、英智本人も『Trickstar』を揺さぶるために『DDD』を開催することにしたと思っているだろう。
本心では・・・革命を望んでいる。この状況を変えたいと感じている。
最強の味方が手に入ったな『Trickstar』。皇帝はこちら側だ。本人は無自覚だろうけど。
『零。』
零「我輩はまだ眠いんじゃがのぅ・・・」
僕は渉の元へ向かう。零を連れて・・・他の『奇人』達は集合をかけずとも僕の元へ集まるだろう。
さぁ、ここからが本番。
まぁ僕達は基本的に何もしないが。・・・こういう、”昔”を思わせることが起こるとき。
自然と、仲間と集まりたくなるのだ。 主に僕が。
それをわかっているから、僕の子達は集まってくれる。優しすぎるから。
『ごめんね、皆。』
皆は、何も言わずに僕を抱きしめてくれた。
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作者名:音琥@逆先夏目 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時:2019年11月4日 17時