【ツイステ】モブがモブと名乗っているのに何故か有名になる話

episode.04 ページ7

そんなこんなで一週間。





どうやら、隣のクラスのリドル・ローズハートという人が寮長になったらしい。
噂が流れてきた。




『どちらさま？？？』




というのが俺の感想だ。
知らない奴のことを話していてもしょうがないからな。
鈴木がおまっ、知らねぇの!?と声を出す。





「学年のイケメン(敵)くらい把握しておけよ。」





と言われ、確かに……!!と山田と声を揃えた。
関わらないようにするには、相手のことを理解しておくことが必要だ。

俺達三人は、偵察をすることにした。




＿＿＿放課後＿＿＿＿





三人で協力し、各クラスを偵察した後俺と山田の部屋に帰ってきた。
ちなみに、鈴木は隣の部屋らしい。
何たる偶然。





『……どうだった？』





聞くと、バッチリだぜ！と返答が返ってきた。
頼もしい限りだ。

三人で名前を出し合い、軽快するべき人を確認しあった俺たちはガッツポーズをする。
これで万全にモブライフ！！！と。



なるべく一緒に行動し、接近しそうになったら気づいた人がいち早く共有するという約束をし、話し合いは終わった。





…その後は勿論、三人で大〇闘スマッシュブラザーズをやった。
ア〇ーボをいれて。




「はっはっはー！！俺様のアミー〇は強いだろ!!!」




山田がその〇ミーボにぶっ飛ばされながらそういう。
滑稽すぎん？？
カスタムしたからな!!この俺様でもあっさりやられちまうぜ！と得意げな山田に、鈴木がお前正気か？とツッコんだ。

俺？
俺は鈴木ボコしてる。





「くっ……！流石A。だがしかし!!俺は負けない……」





鈴木はそういって俺に飛びかかってきた。
それを軽々と避け、今度は俺が技を出す。





『ふっ。無駄だ!!』




「なにィ!!?」





無事に鈴木にヒットし、画面外に飛んでいって俺が勝った。
山田？
ア〇ーボに三回落とされて死んだ。

そのア〇ーボは俺達の戦いの途中で死んだ。


つまり？
そう、俺の優勝である。




『全戦ｯｯｯ全勝!!!!!』




ドヤ顔で二人を見ると、二人は次は勝ってやる!!と意気込みリモコンを手に取った。

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