第２１話 ページ35
さがみんの話も早々に終わったので教室に帰ると愛しの夏目の姿が見えなかっタ。
どこに言ってるんだろウ。
一緒にご飯食べたかったの二。
まぁ行くならこーゆーときの軽音部!だよネ。((
廊下を歩ク。
軽音部に近づくト、中から話し声が聞こえタ。
やはりカ。
・・・『奇人』の兄さん達も一緒のようダ。
僕が居ないところで話しているということハ、話題の中心にいるのは僕かナ?
『・・・そんなに心配かけちゃってたかナァ』
軽音部入り口のドアに寄りかかリ、ボソッと呟ク。
おそらくまたどこかで気付かないうちに夏目に聞かれていた呟きが問題としてあがってるんだろウ。
とするト、内容は僕等の過去についてなぜ僕がこんなにひきずっているのカ、かナ。
どこまでも勘のいい兄さん達や弟で困るネ。
隠し事なんか出来やしなイ。
ふっと失笑が零れル。
いつからこんなに弱くなったんだっけナァ・・・僕。
零「〜〜〜〜〜〜」
宗「〜〜〜〜〜〜」
さすがに中身までは聞き取れないカ。
まぁ軽音部だし多少の防音効果はしかたなイ。
引きずっている理由もなにモ、ただトラウマになっているだけなんだけどネ。
もう『奇人』のみんなを傷つけたくないかラ、少しでも過去と状況が被ると過敏に反応してしまうだけなの二。
『・・・・・・』
耳につけているピアスを手でいじル。
小学三年生からずっとつけているものダ(親からなにも言われなかったのは母が占い師だから)。
・・・夏目が僕に初めて自分のお小遣いだけで買ったノ!!とプレゼントしてくれタ。
雫の形をしタ、アンティークゴールドとワインレッドのピアス。
僕と夏目にぴったりな色合イ。
僕は左耳二、夏目は右耳につけていル。
お揃いでつけたいナ。といったら喜んで受け取ってくれたのダ。
そろそろお開きかナ。
僕はわざと遠回りをしながら教室へ向かっタ。
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仁愛(プロフ) - コメント失礼します。この作品とても好きです！！何度も何度も読み返してます！この作品のシリーズはとてもほっこりするので、もっと他のキャラのも読みたいです。これからも応援しています！ (2020年11月4日 21時) (
レス) id: d067df49bb (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - そやなぁ抜けたくもないわぁ(夏目沼と五奇人沼から) (2019年9月28日 17時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 頑張ってくださいね！ はいww敬語なしでバンバン話をしましょ わかる夏目沼から抜けれぬ 五奇人沼からも抜けれぬ (2019年9月28日 12時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 更新フィーバー過ぎて｢うぇぇい｣ってなってたww 夏目双子兄は王子様なのかな？そして夏目は姫なのかな？やべぇ尊過ぎる(真顔)(これからも頑張ってくださいね) (2019年9月28日 11時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 本当になってくれたらどれだけ全僕が喜ぶか(( お、その時は見せ合いましょうww (2019年9月28日 11時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音琥＠逆先夏目
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時：2019年9月25日 10時
