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「お前……俺の話を聞いてたか?」

「だからー、もう大丈夫だってば!そもそもラクサスが心配し過ぎなんだよー」

「駄目なもんは駄目だ」

「頭硬いなもう!私だって妖精の尻尾だよ……?とにかく。行ってくる」

私はラクサスを黙らせる為に軽く抱き着いて、駆け出した。

そして、競技説明の後にくじ引きが行われた。

どうやら魔物が巣食う伏魔殿の中へ入り、自分が指定した数のモンスターを倒すらしい。

これじゃレイヴンの阿呆を殴れないじゃんか。

ちぇっ。

エルザは1番、私はラストの8番だ。

エルザは何と、100体いるモンスター全てを指定してその全てを伏魔殿の中で倒して出てきた。

会場中が割れんばかりの歓声で沸く。

「レイヴンを殴るどころか、出番が無くなっちゃったね。お疲れ、エルザ」

「ああ……ありがとう」

しばらくして、エルザ以外の順位を付けることになり、私達の前には魔力測定器MPF(マジックパワーファインダー)が置かれた。

これで高い数値が出た順で順位がつけられるらしい。

そうして、くじの順にレイヴンまでが行われた。

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設定タグ:FAIRYTAIL , ラクサス , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:緋蝶 | 作成日時:2017年12月9日 23時

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