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ラクサスの部屋を見た私は絶句していた。

物が、とにかく少ない。

生活感なし。

いやまぁ、実際7年間天狼島で封印されてたし、生活なんてしていなかったけどさ。

ソファ、ベッド、テーブル、ミュージックプレイヤー、冷蔵庫、お風呂、トイレ。

生活の必要最低限しかない感じ。

家具は全体的にクールにまとめられている。

「私ん家より片付いてんじゃん」

「昨日7年分の掃除をしたからな。色々捨てた」

「そーなんだ。取り敢えずお金貯めて、新しい家見つけるまでお世話になります」

冗談っぽく言って笑う私にラクサスは薄く笑う。

「あー……取り敢えず、4日間寝てないからちょっと休んでいい?」

3日間のギルドの宴に加えて1日寝る所が無くて寝ていないので、身体は中々疲れている。

「何やってんだお前は……早く寝ろ」

呆れる様に言ったラクサスに私は頷く。

「んー、ソファ借りるー……」

「待て、ちゃんとベッドに……」

私はラクサスの言葉を聞かずにソファに寝転び、すぐに眠りに落ちた。

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設定タグ:FAIRYTAIL , ラクサス , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:緋蝶 | 作成日時:2017年12月9日 23時

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