竜女帝と雷竜の叙恋譚 ２

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「ハデスーーー！妖精の尻尾の力をくらいやがれ！！」

階段を登り切ったナツが炎をハデスにぶつける。

その攻撃の後からエルザの斬撃とグレイの氷、そしてルーシィのタウロスの攻撃。

「こりゃー私も負けてらんないな、開け、四神座の扉！青龍！！」

滅竜魔法の水の光の中に鍵を差し込み、青龍を召喚する。

「青の熾天使(アズール・セラフ)！！」

「天帝竜の……咆哮！！」

銀色の光の咆哮の中に水の羽根を生やした青龍が入り、ハデスに直撃する。

「ぐぁあ！人間と星霊の合体魔法……！？」

私の滅竜魔法をまだ知らなかったグレイとエルザが私をちらっと見るが、すぐに前を向く。

ウェンディが私達に強化魔法をかける。

ハデスが鎖魔法でエルザとグレイを翻弄するが、ナツがハデスを攻撃する。

グレイの氷のハンマーが、ナツを飛ばす。

「天竜の咆哮！！」

「スコーピオン！！」

「天帝竜の竜閃！」

「ウォーター・レイド！！」

４人の魔法が合わさり、合体魔法となってナツを包む。

その中から炎を纏ったナツが飛び出て、ハデスにぶつかる。

その衝撃で、飛ばされたハデスはガラスの壁に突っ込んだ。

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