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161話 嫌だ!!! ページ1

(綱道)「羅刹隊は撤退!
さぁ、主役は揃った。今のあなた方に助けは来ない」

そんなことない

(千樺)「それはどうかな?
私には忍びもいるし、不知火だって千夜だってきっと来てくれる!
助けは必ず来る!
綱道の思い通りなんかに絶対ならない!!!」
(綱道)「ふははははは!
あなたの忍びとは、こちらの方かな?」

えっ!目の前で傷だらけで拘束されているのは・・・

(千樺)「妙子!」
(妙子)「その声はぁ〜千樺姫かなぁ〜?
ごめんねぇ〜
捕まっちゃったみたい・・・
大丈夫。これからは隣には大切な人がいるからね」

嘘でしょ?妙子が・・・しかも傷も治ってない。
まさか!私も使ってた・・・

(綱道)「この忍びは鬼だ。
だから、傷がすぐ治らないお香を嗅がせていたんだよ。
かわいそうに。こんなにボロボロだ」

やっぱりあの薬だ。
でも、何で?妙子が何で掴まったの?

(千樺)「綱道の狙いは何?」
(綱道)「千樺、君を羅刹の姫にしたいのだよ。
だから変若水を飲んでもらおうと思ってね」

大嫌いな羅刹になるなんて絶対に嫌だ。
変若水なんか飲まない!

(千樺)「私は変若水なんて絶対飲まない。みんなを離して!」
(綱道)「千樺、君が飲まないならここに集まった君の大切な人が羅刹になってしまうよ?
これを見なさい」

ゆっくり妙子に近づいた。綱道の手の中にあるびいどろの瓶の中には赤い液体。
変若水が入っていた。

(千樺)「!まさか!」
(綱道)「さぁ、灰と化して散れ」

妙子の口の中に変若水を入れて口を塞ぐ

(千樺)「やめてぇぇぇぇぇ!!!!!!」
(妙子)「ゴク・・・うあぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」

妙子の身体中にあった傷が一瞬で治って行く。
それと同時に、妙子は灰になって蒼い炎に包まれて服すら残らなかった。
それを見ていたみんなは目を見開いていた。

(千樺)「妙子?
どこにいるの?
分身とかでしょ?
嫌だよ?
ねぇ!どこ!
隠れてないで出て来てよ!妙子!!!」

嘘だ。嘘だ。今のは偽物。妙子は生きてる

(土方)「千樺、今のは・・・」

土方さんの声は間違いなく今のが事実であると言ってるようだった。

(千樺)「嘘だ!いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

里のみんなの次は妙子
そんなの・・・そんなの・・・

嫌だ!!!

162話 ・・・交渉・・・成立→



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朝日奈美衣(プロフ) - あさぎさん» すごい嬉しいこと言ってくれた!!コメまってるね!! (2019年1月26日 17時) (レス) id: d541dc7464 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - 朝日奈美衣さん» 読んだらコメ送るね!たいしたアドバイスできないと思うけど… (2019年1月26日 15時) (レス) id: 691380af9f (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - 朝日奈美衣さん» わぁ〜久しぶりだね!覚えてるよ!忘れるわけないじゃん! (2019年1月26日 15時) (レス) id: 691380af9f (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈美衣(プロフ) - あ、私のこと覚えてる? (2019年1月26日 12時) (レス) id: d541dc7464 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈美衣(プロフ) - あさぎさん» お久しぶりです!白銀蒼空だよ!あ、藍咲ひょう!!また名前変えなきゃいけなくなってさ(苦笑)新作(オリジナル)だしたから、アドバイスくれない?? (2019年1月26日 12時) (レス) id: d541dc7464 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさぎ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa  
作成日時:2018年9月8日 18時

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