実はこの時代の鬼でした【薄桜鬼】 (ページ43)

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42話池田屋に行かなきゃ！ページ43

(千樺)「んぅ・・・あれ？山南さん？千鶴・・・？」

私・・・なんで布団に・・・

(山南)「起きましたか。よかった」
(千鶴)「斎藤さんに千樺ちゃんが倒れたって聞いて・・・」

そうだ！いきなりの頭痛で倒れたんだった！

(千樺)「❗今、みんなは？」
(山南)「いま、四国屋と池田屋に別れ、長州を捉えようとしています。」

嘘でしょ！もう始まっちゃってる！！！

(千樺)「！！！本命は、池田屋！」
(千鶴)「えっ！」
(山南)「それは本当ですか？」
(山崎)「申し上げます！本命は池田屋でした！」

やばい。急がなきゃ！

(山南)「あぁ、どうやら新選組は賭けに弱いようだ・・・」
(山崎)「俺はこの事を土方副長がいる四国やに伝えに行きます！」
(山南)「では、雪村くんも連れて行ってください。」
(千鶴)「えっ！」
(山崎)「お言葉ですが、伝令なら俺1人で事足ります。」
(千樺)「伝令は、1人より2人です。途中に何があるかわからないから・・・」
(山南)「その通りです。行ってくれますね？」
(千鶴)「はい！」

行っちゃった・・・
私も行きたい。けど山南さんは止めるかも・・・

(山南)「私は、屯所を任されていますから動けません。
夜桜くん、病み上がりですが、池田屋に援軍に行ってくれますか？」

私の気持ちを見透かして・・・

(千樺)「私は新選組のためにここに来たんです。
行くなと言われても、行きます！」
(山南)「よろしくお願いしますね。」

ありがとうございます。山南さん！