36話 朝餉を作ろう！ ページ37
あっ左之さんと永倉さん、もう台所に来て作ってる。
(千樺)「おはようございます。
ご飯作り、お手伝いしますね。左之さん。永倉さん」
(原田)「おう、千樺か。早いな。」
(永倉)「おう、おはよう！千樺ちゃん。
あと新八でいいぞ。敬語なしでな。」
おっ！嬉しいな〜でも新八って呼ぶのはな〜
(千樺)「う〜ん」
(藤堂)「じゃあ、新八っつあんでよくね？」
それいい！
と言うかいつの間にここにいたんだろう・・・
(千樺)「おはよう藤堂。そうだね。しっくりくるよ。」
(藤堂)「俺も平助って呼べよ。みんな名前なのに・・・」
(千樺)「平助拗ねないでよ。」
ぷくっと頬を膨らませて可愛い。
(千樺)「あの〜新八っつあん、それは何？」
まな板には魚らしき頭が確認できるけど・・・身が・・・
(永倉)「焼き魚にしようと思ったんだが・・・斬るのに失敗して・・・」
(藤堂)「うわぁ・・・
身がグチャグチャで焼けねぇよこんなの・・・」
(原田)「土方さんに怒られるな。」
(千樺)「よし、ここは任せて他のを作ってください。
あじですよね？この魚」
(永倉)「あぁ。頼むぜ千樺ちゃん」
いっちょアジのなめろでも作りますかね〜
(千樺)「大根を洗って、皮を剥いて、千切りにしてもらっていいですか？」
(原田)「任せろ！」
(千樺)「新八っつあんは味噌汁を見てて」
(永倉)「おう」
(千樺)「平助、ご飯を盛り付けてもらっていい？」
(藤堂)「任せろ千樺。」
3人いればすぐ終わるでしょ♪
(千樺)「盛り付け終了！」
(原田)「終わったな〜」
(永倉)「千樺ちゃんありがとよ。助かったぜ。」
(千樺)「平助もありがとう。今日は当番じゃないのに手伝ってくれて。」
(藤堂)「おぅ。さっ、運んじまおうぜ」
(千樺)「うん！」
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作者名：あさぎ | 作成日時：2017年10月20日 19時
