35話 手合わせをお願いできないかな? ページ36
《鈴鹿御前の屋敷》
(千姫)「…風向きが怪しい。嵐が起きそうね。
お菊、これからの風向きにはよく注意して」
(君菊)「はっ」
(千姫)「あなたも一緒に来なさい。千夜」
(千夜)「はい。・・・待っててね。千樺」
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(千樺)「んぅ…早く起きちゃったな〜着替えて朝餉の手伝いしよ。」
ヒュン ヒュン ヒュン
素振りの音?一体誰が?
(斎藤)「! 誰だ!」
斎藤さんか。
(千樺)「おはようございます、斎藤さん。
すいません。驚かせてしまって。」
(斎藤)「いや、構わない。」
汗がすごい。
水分補給したほうがよさそう。
(千樺)「あっちょっと待っててください。」
タオルと水を持って斎藤さんのところに戻った。
(千樺)「斎藤さん、タオルと水です。
頑張ってくださいね」
(斎藤)「あぁ。感謝する。
それと、敬語なしで一でいい・・・///」
(千樺)「わかった。一くん。
じゃあ、私はもう行くね。
あぁ、今日って一くん非番だよね?」
(斎藤)「あぁ。」
(千樺)「じゃあ、手合わせお願いできないかな?」
(斎藤)「いいだろう。」
(千樺)「ありがとう!じゃ、後で〜」
熱心だな〜
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作者名:あさぎ | 作成日時:2017年10月20日 19時