27話 千樺ちゃん、腕の傷治ってるのかな? ページ28
千鶴side
(土方)「今帰ったぞ」
(斎藤)「副長、総長、夜桜お疲れ様です。」
(千樺)「うん。ちょっと疲れたから、部屋で休んでるね。ご飯はいいや」
千樺ちゃん辛そうな顔をして包帯を巻いていた・・・
治ってないのかな・・・?
(土方)「おいお前、なぜここにいる。」
(千鶴)「あっ・・・えぇっと・・・」
(土方)「部屋から出るなと言ったはずだ。」
(近藤)「あぁ、トシ俺が誘ったんだ。」
(藤堂)「いや俺だ。」
(永倉)「俺が誘ったんだ」
(井上)「いや私が」
(原田)「俺だ」
(斎藤)「俺です」
(沖田)「僕ですよ」
(土方)「お前ら・・・」
そうだった。私はあの部屋からでちゃいけないんだった・・・
(千鶴)「すいません。私部屋に戻・・・」
(土方)「食事だけだ。」
(千鶴)「!」
ってことは、これからもここで皆さんと食べられる!
(藤堂)「よかったじゃん千鶴」
(千鶴)「はい!」
(斎藤)「副長、総長、膳を持って来ます。」
(土方)「あぁ。頼む」
(山南)「お願いします。」
コトン コト
(土方、山南)「いただきます。」
(沖田)「土方さん、千樺ちゃんの傷はぶっちゃけどうなんですか?」
(土方)「かなりの深手だ。右腕はもう使えないだろうな。」
治ってるのか気になる・・・
食べ終わったら部屋に行ってみようかな・・・
(山南)「私が少し隙を見せてしまった時に敵に刺されそうなところを夜桜くんに庇われました。
夜桜くんがいなかったら私は刺されていました。」
(土方)「あいつが言ってることは本当だったということだ。」
(千鶴)「ご馳走様でした。千樺ちゃんの様子見て来ます。」
(土方)「お前に何ができるんだ。今は1人になりたいときかもしれねぇぞ。」
(千鶴)「私には医学の心得があります。傷の手当てくらいならできます。
1人じゃ無理かもしれませんし・・・」
(沖田)「いいじゃないですか。女の子同士ですし」
(土方)「・・・行ってこい」
(千鶴)「はい」
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作者名:あさぎ | 作成日時:2017年10月20日 19時