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朝食を食べ終え、食器の片付けをしていると、ガラリと玄関の扉の音がし、入ってくるその人。


「あ、新八くん、おはよう」


志村新八君。訳あってここで働いている。私より先にいたから先輩なんだけども、年のせいもあってか、私にまで敬語で話してくれるしっかり者。


「おはようございます。Aさん。今朝食終わったところですか?」


「うん、そうだよ。お昼ご飯、新八くんもいるよね?」


「あ、はい。お願いします。」


いいんだよ、と伝えるといつもありがとうございます、と返ってくる。


やはり、常識人と話すと落ち着く。


「おい新八。Aと何いい雰囲気で話してるアルか。ドウテ イ眼鏡のくせに。」


と口を挟んでくる神楽ちゃん。


「何がドウテ イ眼鏡だ!!!!別に僕がAさんと何を話そうが勝手だろ!!!」


「いーや、約1名がヤバいなことになるアル」


?誰のことだろう


「あぁ…あの人はほんとに……もう…」


「あの、誰のことを話してる…の?」


そう言うと2人して変な顔をする。なんていうか心底呆れてる顔。


「え?え?なになになに」


少しの沈黙の後、神楽ちゃんがすぅっと息を吸い、言葉を放つ。


「……Aが知るにはまだ早いアル」



そんな言葉を残しながらソファに座る神楽ちゃん。



「……え?」



新八くんも苦笑いしながら座ってるし、え?めっちゃ気になるじゃん。



頭の中がはてなのまま、残りの洗い物を片付ける。



その"約1名"がこちらを見ていたことは露知らず。









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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです!更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです!頑張ってください!! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……!!! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋歌 | 作成日時:2019年7月19日 18時

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