雅紀の過去6 ＝雅紀＝ ページ24
「俺、昔からイタズラが大好きだったんだ。
それで、よく母ちゃんに怒られてた。
ある日、母ちゃんが男を連れてきたんだ。
俺の父ちゃんは死んじゃってて、
女手一つで育ててくれてたから、
母ちゃんが幸せになるんならいいと思ってた。
俺は、いつも通りイタズラをして
母ちゃんに怒られたんだ。
母ちゃん、いつも笑ってくれてた。
でも、その日は相手の男が
いきなり怒鳴り出したんだ…
そんで、狭いタンスに押し込まれて、
今日一日ずっとタンスに居てろって…
俺、冗談だと思って笑ったんだ。
そしたら、殴られて…」
だんだん涙が出てくる…
もう捨てた過去なのに、
話してると胸が締め付けられる…
「それで、ヒィッ！俺…ヒィッ！
ごめん…ヒィッ！」
泣いた… あのときも…
今も…
翔「相葉君、もういい！
それ以上言わなくていい！」
櫻井君が悲しそうな顔で言ってくれる…
「でも、まだ…ヒィッ！と…途中…」
和也「もう！翔の優しさがわからないんです か⁉
だから、バカなんですよ‼
俺は、苦しいもんを無理矢理聞くような
悪魔じゃないんです‼」
二宮君が怒ってる。
でも、その中から優しさが
伝わってくる…
潤「もう泣くな。
誰も雅紀のことを責めたりしない。」
潤まで…
いつもは、ぶっきら棒なのに
こういうときだけ優しい…
「ありがとう…」
俺は、そのまま寝てしまった。
後で二宮君に
「何でお前まで介抱しないといけないんですか⁉」
ってこっぴどく叱られた…
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アーペ(プロフ) - ありがとうございます(*^o^*)お願いします♪ (2013年8月22日 18時) (
レス) id: f8122325f6 (このIDを非表示/違反報告)
まめりん(プロフ) - 私の小説に紹介していいですか？ (2013年8月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 1da60932fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アーペ
| 作成日時：2013年6月16日 19時
