検索窓
今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:58,152 hit

ページ37






それから寝てしまった会長をソファにゆっくり寝かせ、メイドさん達と一緒に夕飯の準備をした。

さっきまで家もリビングも崩壊していたのにまるで全てがなかったかのようにみんな見過ごしている。



これも何かの能力なのかな…?




「お嬢様、あとは我々が料理を運びますので蒼太様の傍でゆっくりお休みください」

『わかりました…』





それと、なぜかメイドさん達から会長のそばにいることを勧められる。
いつもそんなことは言われないので少し気になったが、多分あの事件がきっかけで人肌が恋しくなったのだろう。

じゃあ仕方ない。私がそばにいてやろう。なんて偉くなった気分でいると…



るぅと「ほぉう?そんなことを考えてたんですか?」

『!か、かいちょう…』


突然後ろから来るドス黒い声にすぐ会長だと気づき、1mくらい距離をとった。

あぁ…今度こそ死んじゃうかもしれない…せめてナイフの時に死にたかったなぁ…





るぅと「…ま、まぁ、そばにいて欲しいのは…ほ、ほんとだけど…」

『ですよねそうですよね…ってええ?!!?』





いつもなら頑固否定する会長がありえないくらいに顔を赤くしてデレてる。これはデレてるといのか!?

というか、高身長で爽やかイケメンの青年会長が顔を真っ赤にして目を逸らしてるって完全にギャップ萌えってやつじゃないの!?



るぅと「ば、ばか!!見るな!!」

『会長…可愛いですね』

るぅと「血を飲み干してやるぞ!?」



動揺してるのか、さっきから噛んだり震えたりちょっと普段の会長からは想像できない姿を鑑賞することが出来た。

今日はいい夢が見れそうだ。

・→←新作



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
309人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もも。@です! - え分かります (2021年12月27日 16時) (レス) @page45 id: 5327744293 (このIDを非表示/違反報告)
千景 - みくりさん» それな(タメですいません) (2021年10月8日 17時) (レス) id: 6a7f4ce163 (このIDを非表示/違反報告)
みくり - あぁ やべぇ この作品、やべぇまじでやべぇ だいすきでぇすぅぅぅ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 6f32075364 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あるとん。 x他1人 | 作者ホームページ:コロナしね  
作成日時:2021年8月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。