幸せになったあとの君との時間【朱桜司】 (ページ4)

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勉強会

む…？おかしいですね、こんなscheduleがあったなんて…覚えていませんでした

今日の予定を確認するためschedule帳を手に取った私は今日の日にちに刻まれていた予定に驚きを隠せないでいた

勉強会…一体誰とでしょう…

「さゆ、今日放課後何か予定がありますか？」

『…はァ？！何言っちゃってんの？！この前言ったじゃん、一緒に勉強しよって』

…(汗)やはりさゆでしたか…何故あなたとの約束を忘れていたのでしょうか…

「…ですよね！ところで、どこで勉強会を？」

場所がわからなければ意味が無いので…

『私の家！…嫌だった？』

「いえいえいえいえいえ！！そんな事ありません！！楽しみです！」

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一緒に帰る時に教えてもらったさゆの家まで徒歩10分程度。家の前まで来て呼び鈴を押すのに少し躊躇いを感じるのはどうしてでしょう…

「す、朱桜司…参ります…」

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／

『やっほー朱桜！！上がって上がって！』

呼び鈴を押してから10秒程度騒がしい音が聞こえたあとあなたの愛おしい声が聞こえてきてほっとしました

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『〜でここわかんないんだけど…って、司聞いてる？』

「っうぇ？！すみません…少し考え事を…」

『なんか今日…司おかしくない？なんかあったの？？』

さゆに心配されるほど私は弱っていたのでしょうか…確かに今日は…少し…おかしい気が…

『って司？！？！』

…