第4話〜お礼〜 ページ6
*次の日*
女性「すみませ〜ん!」
朝餉も終わって一息ついた頃に、試衛館に女性の声が響いた
原田「女なんて珍しいな。」
沖田「左之さんの女だったりしてw」
原田「なわけねぇだろ。((汗 ほら、行くぞ。」
門まで行くと、女の人と、その後ろに隠れるように小さい子が立っていた
子供の顔はわからなかったが、女の人はとても綺麗な顔立ちをしていた
原田「えっと……なにか?」
女性「あ、わたくし洋子と申します。昨日は娘がお世話になりまして……。」
2人が「娘」という言葉に顔を合わせると、ずっと隠れていた子供が顔を出した
沖田「あ、Aちゃんじゃない。」
そこには昨日いっしょに川遊びをしたAがいた
原田「ここじゃなんですし、どうぞ。」
原田はそう言って女性を中に入れ、広間にみんなを集めた
洋子「あらためまして、Aの母の洋子と申します。」m(_ _)m
近藤「いやいや、わざわざすみません。」
洋子の綺麗な仕草に近藤もあわてて頭を下げた
洋子「これはささやかなお礼に。」
そう言うととても綺麗に刺繍された風呂敷を差し出した
近藤「そんな、お礼だなんて!俺たちが楽しんだだけですし。」
洋子「ですがAも昨日帰ってきてからずっとみなさんのことを話していて。わたくしも働いていますのであまり時間が取れず、Aと遊んでやることができなくて……。ですから昨日とてもうれしそうに話しをしているのを見て、是非お礼がしたいと思ったんです。」
本当にうれしそうに言う洋子に、近藤は断りきれず、風呂敷を受け取った
洋子も仕事があるということで、お茶をいただくと帰ると言った
藤堂「またいっしょに遊ぼうな!」
山南「お母さんの言うことはきくのですよ。」
土方「元気でな。」
みんなAに別れを言うと、もう一度礼をして帰っていった
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まゆ - 面白かったです(≧∀≦)読んでる間、楽しかったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年7月26日 14時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お話の続き楽しみにしています。更新頑張ってください!^^ (2016年1月10日 4時) (レス) id: ba71b5a468 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 大丈夫ですよ。 (2015年8月30日 13時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
麗桜華(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ありがとうございます(*´ω`*) (2015年8月30日 13時) (レス) id: 39a1fb7aa4 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 返信は、書ける時でいいですよ。 (2015年8月30日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗桜華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rei1213
作成日時:2014年4月1日 23時