第五十二話 黄瀬side ページ13
俺は、Aっちが好きだ。初めて会ったあの日から。
天然で、鈍感な君は気が付いてくれない。けど、大好き。
そんな君が…
黄「Aっちが俺の隣にいる…!」
あ「いきなり、何言ってるの?」
ああ、もうかわいいっス!
いつも皆がいて、二人きりになれないっスけど…今日は二人っきりっス!!
教室で二人きり…!よくありそうなシチュエーションっスね…!!
このまま、ずっと一緒にいれればいいのに…。
でも、それはムリだ。外にいる限り、ね…。
まあ、それなら俺の家に閉じ込めたらいいっスよね…。だってAは俺のモノッスから…!!
あ「ふえ〜、黄瀬君。喉かわいたんだけど、何か飲み物持ってない?」
黄「あるっスよ!ちょっと待っててっス!」
俺はペットボトルのお茶を、そこにあった紙コップに注いだ。
そして、ポケットからある物を取り出し、いれた。
黄「はい、どうぞっス!」
あ「ありがとう。」
さっき、俺が何かを入れるのを見ていなかったAっちは、ためらいもなくお茶を飲んだ。
ふふっ…。突然眠くなったら、俺の家に行こうっスね〜…。
そう、俺がいれたのは睡眠薬。これで、Aっちも俺のモノに…!!
あ「おいしかったー!ごちそうさま!!」
俺は、薬が効くまで待っていることにした。
ー10分後ー
あ「この雑誌の人、黄瀬君でしょ!?さすがモデル!かっこいいね!!」
黄「そんな〜照れるっスよ〜。」
ー20分後ー
あ「この前、一日だけお母さんが帰ってきたの!そして、お母さんが最初に私に何言ったと思う?“今日、ハンバーグとみそ汁と、カレー作ってあげるね!”だよ!!」
黄「面白い組み合わせっスね…。」
ー30分後ー
あ「…でね、その時焼き芋がね…!」
黄「う、うん…。そうっスね…。」
なぜだろう。全然眠たそうなって無いっス…。ずっと話しているっス…。
ハッ…!もしかして、Aっちは、何か他に薬飲んでるとか!?カフェイン…カフェインっスかね!?
黄「…もしかして、Aっち…。何か薬飲んでたっスか…?」
あ「いや、特に何も…。」
黄「そうっスか…。」
なんで効かないんスかね?この薬が悪いことはないんスけどね…。
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文スト黒バス東リベ推し - ヤンデレ要素がだったの一部wwwwwwwwwwwww (2022年5月3日 17時) (レス) @page36 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - テンション高尾さん» ありがとうございます!!こんな昔の作品を面白いと言ってくれて嬉しいです!! (2015年7月27日 23時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
テンション高尾(プロフ) - 全部読みました!! とても面白かったですこれからも更新頑張ってください\(^∀^) (2015年7月27日 14時) (レス) id: 67e3d2b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - *藍*(鏡音レン君応援団団長)さん» なぜかトイレですwwwコメントありがとうございます!! (2015年5月16日 20時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
*藍*(鏡音レン君応援団団長)(プロフ) - wwwwトイレwwwwwwww (2015年5月16日 11時) (レス) id: 3e94992cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東梓(あずまあずさ) | 作者ホームページ:http
作成日時:2015年3月28日 23時