30 ページ30
私は電車の時間に送れないよう家を出る
玄関を出ると塀に寄りかかりながらケータイをいじっている人がいた
『なんでロボロくんがうちの前にいるのかな？』
rb「A駅の場所分からんやろ？」
『ちっちゃい頃はよく行ってたし、昨日だって地図で確認しましたー』
rb「もう2人来てるんやろなー」
そう言ってスタスタと先に歩き出すロボロ
rb「Aそんなん持ってたっけ」
さりげなーく道路側を歩いてくれているロボロに右手首を指さされた
『あ、気づいちゃいましたか？』
rb「そんなキラキラ光っとったら分かるやろ」
『ロボロにもいつかわかる日が来るさ』
そんな簡単に言ってたまるか！
駅に着き、鬱達を探していると遠くの方から名前を呼ばれた
『ごめん、遅れちゃって……』
az「私達さっき来たところだよ」
可愛い…可愛すぎる……！
こりゃあ鬱が好きになるのも無理ない
ut「もうみんなの分買っといたで」
『神か。で、いくら？』
ut「金なんて取らんから安心せぇ」
なぜサラッとこうもかっこいいことが言えるのか…今でも謎だ
電車に乗った途端鬱がキョロキョロし始め、あ！と叫んだ
ut「あそこの席空いとるで。2人とも早く座らんと取られるで」
鬱の言葉に甘え、女子は席に座らして貰う
他に空いている席はないため、鬱達はつり革だ。しかも鬱が私の目の前
その時、ガタンと一段と大きく揺れ、鬱が私の顔ギリギリで壁に手をついた
ということも無く、ただリズム良く揺れていただけだった……
そして、ついに大型ショッピングモールに着き、少しはしゃいでいたら
rb「じゃあこっからはグループに別れて行動するか」
そう言って2人ともどっか言ってしまった
az「じゃあ私達も2人で行動しよ！」
『あ、うん』
おいロボロ！昨日あんだけ会議したじゃないか！
az「ねぇAちゃん、これ可愛いくない？」
あずさちゃんは雑貨屋さんの壁にかかっているピンクのクマを指差した
az「買ってこうかな……」
『あずさちゃん、クマとか好きなの？』
az「そ、そうじゃなくてすす、素直に可愛いなって……」
うっ…焦った顔も可愛い……
もう確実に惚れましたね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 556人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうくん(プロフ) - アルみかんさん» いえいえー！読んでてめっちゃ好きだなってなりました！これからも頑張ってください！ (2020年10月24日 22時) (
レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ゆうくんさん» ご指摘ありがとうございます！最初の方は全く考えていなかったので気づけて良かったです！ (2020年10月24日 21時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうくん(プロフ) - 細かいことですみません、ピくんの表記はsyoではなくshpですよ (2020年10月24日 21時) (レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - べーたさん» 名前、住所、年齢、身長、体重覚えましたy((((ありがとうございます！！！ (2020年8月5日 16時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)
べーた(プロフ) - tn氏カラーおめです！因みにとどめ(百票目)をさしたのは僕です^^ (2020年8月5日 15時) (レス) id: 42afe91317 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルみかん | 作成日時：2020年4月7日 15時
