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作)寒すぎて風邪ひいた（名前）)うん、で？ ページ14
ー敦sideー
「おやァ、太宰、見慣れない子達を連れてるね」
「与謝野先生…少し調子が悪いようなのでこの子(A)医務室で休ませて貰えませんか？」
そう言うと与謝野先生はテキパキとしてA君を診察していった
「恐らくパニック障害だろうねェ…、昔からあるのかい？」
「はい……、ただ薬が無くて…」
「柚葵羽ちゃん、ちょっと別室で話がしたいんだけど良いかい？」
「うん、別にいーよー。知っておいてくれた方が何かと対処できると思うし」
そう言って柚葵羽ちゃんは太宰さんと医務室を出ていった。一応A君の精神面の配慮から与謝野先生も医務室を出ていったから今は2人きり……
「大丈夫…？？」
「点滴が効いてきたのか少し楽になりました…」
「昔…何かあったの…？」
「実は……」
A君は自分の誕生日の日に彼女を交通事故で無くしたこと、そしてその日以降不思議な事が起こり始めたという事を言った
「不思議な事…？？」
「結衣の事です…。彼は僕のもう1人の人格であり……不思議な力を持っているんです……。でも自分では制御出来なくて…パニック障害を起こしてしまったりして……」
「辛かったね…」
そう言うとA君はとても驚いた様な顔をした
「え…？？」
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作者名：裕雪 | 作成日時：2019年5月5日 10時
