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『あの、…』
お風呂から出ればわざわざスウェットを置いてくれていてありがたく着させてもらってキッチンに出ればテーブルに並ぶ料理とテレビを見てる先生
JM「ん、思ったより早かったね」
ほら、って先生が隣をポンポンと叩くから黙って横に腰かければ満足そうに目を糸目にさせて笑う。
『これ全部先生が、?』
JM「家事はできるよ、一人暮らしは伊達に長くないからね」
『いただきます…』
渡されたお箸を受け取って、静かに食べ始めればじーっと私の様子を見てくる先生
『……なんですか、』
JM「どう、?」
『…おいしいです…』
JM「なら良かった」
ふふってふわりと優しく笑った先生は、大学でも見たことがないほど無防備で驚く。
JM「いつから…依存性に?」
なんてことないようにテレビを見ながらそう言った先生
『初めては、高校のときです。一応付き合ってましたけど告白されて、…愛とか恋とかそういうのは全く分からなかったのに気持ちいいとか、暖かいって言うのはびっくりするほど体に染みて…』
なんでこんなこと先生に話してるんだろうって思うのに何も言わないくせになんだか心地よい空間を作り出す先生に驚いてしまう。
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yumiya(プロフ) - ちゃんさん» ちゃんさん、コメントありがとうございます(o_ _)oとっても嬉しいです( *˙ ˙* ) (2020年7月31日 12時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - とてもとても面白くて一気に読んじゃいます! (2020年7月31日 11時) (レス) id: daa490c22a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ビンさん» そうやってコメントをくれる事で物凄く頑張れます!続編でもお待ちしておりますm(_ _)m (2020年7月31日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ビン(プロフ) - 無理ならさらない程度に更新頑張ってください!すっごく胸が締め付けられる感じがまた良い…楽しみに待ってます! (2020年7月30日 23時) (レス) id: d9a587cd60 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - pagupaguさん» コメントありがとうございます!喜んで頂けるように続編でもお待ちしております(o_ _)o (2020年7月30日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月24日 0時