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JM「ついたよ、」
『あ、…はい。』
おもわずウトウトしていれば到着した見慣れたアトリエ
並んで先生と部屋に向かえば、
JM「え、ジヨン?」
JY「ごめん、勝手に来ちゃった…」
申し訳なさそうにドアの前で立っているジヨンさん。
JY「あ、Aちゃんだっけ、?」
ふわりと微笑むその笑顔は女の子って感じでなんだか自分が恥ずかしくなる。
JY「生徒なのによく来るんだね。」
どこかトゲの感じるその言葉で、気づく。きっと彼女は私をよく思っていないのだろう。
それは考えればわかる事だよね。自分の好きな男とよくいる女なんて気分が悪いだろう。ましてや生徒なら尚更。
JM「ごめん、今日はAと話があるから、」
JY「私だって話があるよ?…、それに生徒を部屋なんかに連れ込んでいいわけないじゃない。ジミン?ちゃんと考えないと…」
その言葉に少しだけ俯く先生に、この光景にまたあの時みたいに見ていられなくなる。
『なら、…私帰りますから、』
JM「ちょ、!」
私に声をかけた先生の腕をジヨンさんは掴んで、「行かないで」とそうハッキリ言った。
ゆらゆらと揺れている先生の瞳で何もかもがわかる。そもそも、私なんてただ先生が心配して生徒の不貞行為をただそうとしただけなのだから、なんてない関係なんだ。
もうここには来ない。
『私の依存性は治りませんよ。これが私の生き方ですから、先生』
精一杯の皮肉を込めて、我慢した涙を押し殺すようにそう伝えてその場を去った。
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yumiya(プロフ) - ちゃんさん» ちゃんさん、コメントありがとうございます(o_ _)oとっても嬉しいです( *˙ ˙* ) (2020年7月31日 12時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - とてもとても面白くて一気に読んじゃいます! (2020年7月31日 11時) (レス) id: daa490c22a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ビンさん» そうやってコメントをくれる事で物凄く頑張れます!続編でもお待ちしておりますm(_ _)m (2020年7月31日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ビン(プロフ) - 無理ならさらない程度に更新頑張ってください!すっごく胸が締め付けられる感じがまた良い…楽しみに待ってます! (2020年7月30日 23時) (レス) id: d9a587cd60 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - pagupaguさん» コメントありがとうございます!喜んで頂けるように続編でもお待ちしております(o_ _)o (2020年7月30日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月24日 0時