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それ以上あの事には触れられなくて何週間か時が流れた時
いつも通り先生の部屋に行けば、見知らぬ女の人が先生の部屋の前で立っていた。
『あ、あの、…』
私の声に振り返った女性は、あの写真の人だった。その写真の時よりもうんと大人びたように見えるけど絶対に同じ人だと確信した。
「あなたは、?」
どう答えればいいのか迷ったものの、
『ジミン先生の、生徒です…』
「あぁ、そうなのね!ジミンは、今いる?」
『出てこなかったらいないと思いますけど、』
なんとなくこの人がジミン先生に会いに来たことに胸騒ぎがして少しだけ冷めた態度をとってしまう。
「そっかー、残念。また会いに来るわ、」
眉を顰めて、困ったようにそういう彼女が大人すぎて自分の子供っぽさに呆れてしまうしなんだか恥ずかしくなってくる。
それでも、聞きたいことはあって、
『あの、…失礼ですが、あなたは?』
JY「あぁ、ごめんなさい。ジミンの幼なじみのジヨンです。」
よろしくねって差し出された手は、綺麗なネイルをしててふわりといい香りがしたその女性に心の中がどうしてか靄がかかったような気分になった。
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yumiya(プロフ) - ちゃんさん» ちゃんさん、コメントありがとうございます(o_ _)oとっても嬉しいです( *˙ ˙* ) (2020年7月31日 12時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - とてもとても面白くて一気に読んじゃいます! (2020年7月31日 11時) (レス) id: daa490c22a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ビンさん» そうやってコメントをくれる事で物凄く頑張れます!続編でもお待ちしておりますm(_ _)m (2020年7月31日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ビン(プロフ) - 無理ならさらない程度に更新頑張ってください!すっごく胸が締め付けられる感じがまた良い…楽しみに待ってます! (2020年7月30日 23時) (レス) id: d9a587cd60 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - pagupaguさん» コメントありがとうございます!喜んで頂けるように続編でもお待ちしております(o_ _)o (2020年7月30日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月24日 0時