ーーー ページ14
・
TH「それちょーだい」
ペットボトルの水をわざわざ奪ってこようとするテヒョン。さっき買う時いらないって言ったのはだれだよ
『むり』
HR「はいはい、私のあげるから」
いつもこうだ。何かとかまちょなテヒョンが私に絡んでは拒否り、テヒョンが拗ねればハルが慰めるという構図はかれこれ3年は見てきた。
TH「ハルは優しいねぇ…勘違いされやすいだけでAとは大違いだよ!」
しくしくと泣くふりをするテヒョンにハルはよしよし。なんて頭を撫でてもう二人ともまとめてどっか行ってくれなんて思いつつ結局3人で校舎に足を踏み入れれば
『っ、…』
ちょーどそこを通りかかったジミン先生としっかりと視線が合わさった。
にも関わらず…
何のアクションもないまま、むしろ今まで通りのようにスルーする先生になんだか少し腹が立つ。
『なにあれ、』
もちろん、私が泊まったこととかバレちゃダメなんだろうけど昨日の今日でましてや朝私が眠る隣から出勤したくせに涼しい顔のままの先生に嫌気がさす。
TH「ん?どうしたの?」
『べつに、』
TH「え、…なんか怒ってるんだけど」
HR「ほおっておきなさい。すぐ治るから」
軽くあしらうハルのそういう無駄に干渉しないところ好きだよって心に思いながら先生の後ろ姿から何故か視線は逸らせなかった。
1260人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yumiya(プロフ) - ちゃんさん» ちゃんさん、コメントありがとうございます(o_ _)oとっても嬉しいです( *˙ ˙* ) (2020年7月31日 12時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - とてもとても面白くて一気に読んじゃいます! (2020年7月31日 11時) (レス) id: daa490c22a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ビンさん» そうやってコメントをくれる事で物凄く頑張れます!続編でもお待ちしておりますm(_ _)m (2020年7月31日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ビン(プロフ) - 無理ならさらない程度に更新頑張ってください!すっごく胸が締め付けられる感じがまた良い…楽しみに待ってます! (2020年7月30日 23時) (レス) id: d9a587cd60 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - pagupaguさん» コメントありがとうございます!喜んで頂けるように続編でもお待ちしております(o_ _)o (2020年7月30日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月24日 0時