＿＿＿＿依存性 JM

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HR｢よ、｣






『ん、』




HR｢もっとちゃんとした挨拶出来ないのー？｣





『あんただって一言なくせに』





てへっ、なんてふざけるハルは私の大学での唯一の友達と言えばいいのだろうか。美人だけど喋れば残念って言われるようなタイプかな




私はそういう変なところが好きだけど、サバサバした態度は美人な顔を相まってより嫌味に聞こえるもんで私も群れることが苦手だから必然的にひとり同士がくっついた。そんな感じ。






でも、家族のことも私の依存性のことも何にも知らないからそれは友達か？と言われればさぁ、分からない。って答えるしかない。





でも、それくらいが心地よい。私たちには。







TH｢やっほーん｣





ゆるーい挨拶をして、勝手に私の肩に手を回すこいつはうちの大学1モテる＆軽いチャラいで有名なキムテヒョンという男。




1度彼にワンチャンを申し込まれたことがあるんだけど自ら誘うのは珍しいんだよ〜なんて言われたけれど彼の軽さと私の体の軽さはまた違う。



ましてや、手っ取り早い出会い系サイトで、相手を求めてるのは後腐れなさを大前提としてる訳で大学のましてや同い年に手を出すなんてもってのほか





むしろ同じにして欲しくなんてなくて、手短で欲を満たすかつ断るのは申し訳ないからと謎の情けで女の子を食いまくるこいつなんぞと同じにされてたまるか。





私のは気持ちの問題なのだ。





それなのに、私の体に付け足される痕をみて同種と勘違いしたらしくてさらにはワンチャンを丁寧にお断りしたことによって気に入られてしまいこの大学生活はこの3人でいる記憶しかないほどだ。

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