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鍵は空いてるから入ってきてとテヒョンに連絡すればBARから来たのだろうか、10分程で彼は部屋に来た
TH｢危ないでしょ？女の子なのに鍵なんて開けっぽなしにして、……A？｣
ベットまで来たテヒョンは、私の姿を見てきっと気づいただろうか。さっきまでユンギさんとそういうことをしようとしてたと…
TH｢なんで泣いてるの、｣
すーっと涙を親指で掬って、ベットに腰かけるテヒョンの目を見ることはできない。
情けなくて、悲しくて、そらでもそばにいて欲しくて、……
TH｢よかった、今日会いに来れて、｣
ふわりと抱きしめてくれるテヒョンが心地よい。私が利用してるにも関わらずよかった。なんて言葉を呟ける彼は心底綺麗な人間だ。
私とは遥かに違う。
『ごめん、テヒョン…』
謝ったって何も変わらない。そんなこと私だって分かりきっているけど謝るしか自分の気を紛らわす方法が無いの。
TH｢なんで謝るの、…Aちゃんに会えることが俺の幸せなのに｣
どこまでもまっさらで綺麗なテヒョンが、私の心をより一層締め付けて、より一層自分の惨めさを痛感させる。
『なんで、そんなに真っ直ぐなの、っ、…』
TH｢Aが好きだからだよ、｣
濁りなんてひとつも無い。純白のテヒョンをこの私が汚すなんてこと許されるわけが無い。彼を地獄に連れていくなんて私にはできっこない。
『テヒョン、私たち…、もう会うのは辞めよう。』
これがあなたを守る唯一の方法だと思う。
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yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T＿T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ｰ｀) (2020年7月9日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀｀) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumiya
| 作成日時：2020年7月4日 0時
